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カテゴリ:奥村 武
奥村
久しぶりにスカっとする差し切りを見た気がします。 昨日の天皇賞、ジャスタウェイの末脚は本当に驚異でしたね。 JRAホームページのラップタイムを見ますと1600m地点から1800m地点までの1ハロンはなんと11.5秒。 ラスト2ハロン地点ではまだ中団にいたジャスタウェイですから、先頭のトウケイヘイローまで0.3~0.5秒ほどは遅れていたでしょう。 ですからあの一気に抜け出した1ハロンのジャスタウェイのラップはひょっとすると10秒台の可能性も。 あの切れ味はちょっと・・・もう一度やれと言われても中々簡単にはできないでしょうね、あまりに完璧すぎて。 1頭だけマイルの競馬をした感じです。 馬の体調、道中の位置取り、追い出しのタイミング、馬の精神状態、全体のペース、馬場状態、コース取り全てがピタッとはまった感じがします。 はまったと言うと偶然やたまたまといった風に聞こえてしまいがちですが、決してそうではありません。 馬自身に相当な能力が秘められていてこその現実です。 ですから今後は今回の競馬の再現をいかにして導いていくか。 もしくはまた新たな戦法で馬の持ち味を発揮していくか。 そういった戦いが始まるわけですね。 全く同じレースは絶対にあり得ないわけですからね。 しかし春の中日新聞杯では国枝厩舎のサトノアポロくんが負かした経験のある相手なので、どうしてもアポロくんがいたらと考えてしまいますよね。 競馬というのはいかに順調に、何より無事にレースを迎えられてこそという当然の事を今更ながらに痛感いたしました。 アポロくんの場合怪我その物はそんなに大きなものではないのですが、秋競馬に参戦できなくなったという事実は重く受け止めなくてはいけませんよね。 今年の秋のG1戦線はオルフェーヴルやキズナ、フェノーメノといった強力なライバル達がいないわけです。 こんな環境に参戦していけないのは本当に辛い、見ていて歯がゆい。 来年こそは! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年10月28日 10時10分02秒
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