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2015年08月14日
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カテゴリ:古谷 剛彦
 金曜日は古谷が担当します。

 今週はグリーンチャンネル地方競馬中継で、黒潮盃とブリーダーズゴールドCの解説担当に加え、iちゃんねるの収録があったので、水曜の午前中に東京へ移動し、今日の夕方に札幌に戻ってきました。羽田に着いて飛行機を降りる時のムワ~っとした空気には参ります。

 この日は、エルムS出走のウルトラカイザーの追い切りを見終えた後に新千歳空港へ移動しましたが、午前7時頃の門別競馬場も蒸し暑さはありました。とはいえ、やっぱり北海道と本州の暑さは違います。その東京でも、朝晩は割と涼しくなってきました。暑い日に慣れすぎたこともあり、涼しいとは言っても夏日の気温ではありますが…。

 さて、エルムSには4年振りにホッカイドウ競馬から参戦します。昨年の道営記念馬・ウルトラカイザーと、スプリント路線を担ってきたアウヤンテプイの2頭です。ウルトラカイザーは、3歳時に佐賀から小倉へ遠征し、くすのき賞を逃げ切ったことがあります。当時、真島師が

「今までの佐賀の2歳チャンピオンより、時計が2秒違う馬がいるんです。ぜひ、覚えておいて下さい」

と話していたことを覚えていて、前日の「KEIBAコンシェルジュ」で推奨した思い出がある馬です。脚部不安を克服して坂路があるホッカイドウ競馬で再生し、昨年は道営記念などを制して年度代表馬に輝きました。

ウルトラカイザー.jpg
(ウルトラカイザー)

「最終追い切りは、予定より時計は速くなりましたが、無理して出した時計ではないので、オーバーワークの心配はないでしょう。前走後は順調ですし、このレースに向けて本当に良い状態で挑めます。折り合いがポイントの馬ですから、中央の速い流れは好材料です。中央勢は強力ですが、北海道のNo.1として恥ずかしくない競馬をしたいと思います」

と林和弘師。ホッカイドウ競馬のNo.1ホースが、JRA勢にどこまで立ち向かえるか…。個人的にはかなり期待しています。

 そして、東京へ移動したので最終追い切りを見ることができなかったアウヤンテプイですが、「ホッカイドウ競馬もりあげ隊」のユーチューブで確認できました。いつも遅い時間帯で調整されていますが、イレ込むタイプで他に馬がいない状況が理想な馬です。それでも、年を重ねるにつれ、精神面でも成長が見られ、前走は久々に1周競馬を経験し、難なくクリアしました。

 笠松時にマイルはもちろん、1900mの駿蹄賞も制した実績のあるアウヤンテプイ。1200mのダートグレードや、昨年の習志野きらっとスプリントなど、速い流れの経験値はウルトラカイザーを凌ぐものがあり、こちらも中央の1700mのペースは楽に追走することはできるでしょう。ウルトラカイザー同様、3コーナーをスムーズに上がっていくことができるかがポイントとなりますが、2頭とも頑張って欲しいと思います。

 そして、今週はホッカイドウ競馬の最高峰「第27回ブリーダーズゴールドカップ」が13日に行われました。昨年から牝馬限定になり、グランダム・ジャパン古馬シーズンに組み込まれていますが、上位4頭はやはりJRA勢となりました。その中で、2桁の馬体増となった2頭のマッチレースとなり、エンプレス杯を快勝したアムールブリエが、連覇を狙うサンビスタをゴール前で差し切り、4連勝で新女王へ名乗りを上げました。

 僕が採った時計では、前半3F37秒0-5F63秒0とスローな流れ。その中で、JRA勢では一番後ろにいたアムールブリエが、サンビスタを徹底マークし、勝負所で一緒に上がっていくレース運びでした。58キロを背負っていたサンビスタの岩田騎手も、早めに動いて斤量をカバーするレース振りにはさすがと思わせるものがありましたが、それを上回った浜中騎手のマーク振り。重賞連勝を含む4連勝で浜中騎手となると、メーデイアを彷彿とさせるものがあります。

 昨年はサンビスタがこのレースの勝利を機に、JBCレディスクラシックを制すまでに至りましたが、新旧交代を告げる勝利となるのか…。アムールブリエとサンビスタの今後の対決に注目しましょう!

 エルムSだけでなく、明日は2歳オープン「コスモス賞」が札幌競馬場で行われ、ホッカイドウ競馬から6頭が参戦します。芝2度目となるラプレシオーサが、待望の中距離でロスなく立ち回ることができる1番枠を引き当てたことから、ホッカイドウ競馬勢では最も注目される1頭になるでしょう。その他の5頭も含め、札幌2歳Sの出走権をぜひとも獲得して欲しいと思います。





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最終更新日  2015年08月14日 22時31分57秒
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