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2017年04月19日
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カテゴリ:坂田 博昭
 水曜日の担当は、坂田博昭です。
 
 今回の話題は、先週金曜日に名古屋競馬場で行われた東海桜花賞。
 


 名古屋競馬場の周辺に桜の木は少ないのですが…競馬場に隣接する「競馬場会館」の駐車場脇には、ご覧のようにポツンと一本立派な桜の木があり、華やかな色彩を誇っていました。



 うーん、素晴らしい!

 今回の東海桜花賞。2週前に交流重賞の名古屋大賞典で3着と大健闘したカツゲキキトキトが電撃参戦。日帰りで名古屋まで出かけたのは、その話題に誘われたところもあるかな…。

 ま、キトキトがいなくても、注目のレースではあるので出かけるつもりでしたけど。
 レース自体、彼の参戦が大きな話題となったのは確かです。



 金曜日ではありましたが、いいお天気にも誘われて多くのお客様方がレースを楽しんでいました。



 1コーナーの向こう側には、微かに桜の存在感が…
 
 
 本題のレースの話に入る前に、今回の名古屋競馬「舞台裏リポート」(仮称)はこちら。



 名古屋と笠松でパドック解説の進行を担当されている、長谷川満(はせがわ まん)さん

 競馬のお仕事も以前からされている長谷川さんですが、私個人としては東海地区の競輪中継を担当されているときに、完全客の立場でファンでした(love!)
 中京競馬場でも検量前で行き会ったりはしていたのですが…私ファンだったので、声をおかけするのに躊躇していて(爆)。

 パドック解説の進行は仕事柄「キッチリ」の印象もありますが、面白いんですよ…長谷川さんのお喋り。
 名古屋競馬の展望番組の司会も担当しておられるので、そちらの方も是非ご覧下さい。
 名古屋競馬のHPからネット経由で見ることが出来ます。

 お顔の話で恐縮ですが…この特徴的なお顔立ち。似たような特徴をお持ちの方々で「しゃくれキリシタン」(笑)という団体?が結成されているそうでして。
 ね、一度見たら忘れないでしょ?

 次回またお目にかかって、色々話を聞いてきます。


 それはともかく。



 名古屋名物。重賞肩掛けのパドック展示。
 天気が良ければ、メイン前までこうしてパドックの中に展示されています。

 昨年まで1着賞金250万円だったものが、今年は400万円。
 賞金が上がれば、それは強い馬も出てきますよ。



 カツゲキキトキト様ご近影

 この馬とて同じ。今回の距離1400mは適しているとは言えない距離。しかも当初の予定にはなかったスクランブル出走。それでも出てくるならば…という人情と、大丈夫だろうか…という現実ベースの心配とが交錯。検量前で耳を澄ませていると、他の調教師の間でもこの馬への期待感と不安感が入り交じったような会話が交わされていました。

 倍近くになった賞金を求めて挑戦する強い馬は、他場にもいるわけでして。



 園田・トウケイタイガー

 JRA3勝。園田転入後も快進撃であっさりと重賞を制覇したこの馬が、黒船賞敗退後の今回も遠征の名古屋でどのような競馬を見せるか、注目も集まっておりました。



 一昨年の兵庫ダービー馬・インディウム
 およそ1年半の休養を経て復帰後、徐々に状態も上向きと伝わり、こちらもその走りに興味津々。




 果たして、レースは…





 トウケイタイガー!!




 外枠でしたが、抜群のスタートで先行争いにあっさり決着をつけ、あとはすいすい。
 最後まで全く他を寄せ付けない強さで、ゴールでは6馬身の差をつけていました。
 1400mの良馬場1分26秒7のタイムも、若干時計の出やすい傾向があったとは言え、破格の時計と言えるでしょう。

 これで東海桜花賞は兵庫勢が3連勝。
 それよりも…
 カツゲキキトキト2着、インディウム最後頑張って3着と、力量がある馬がしっかり上位を占めた結果は、賞金が上がって掛け値なしに「強い馬のいいレース」になったということを示しているのではないでしょうか。



 勝って上がってきた川原正一ジョッキーも、この満足そうな表情

 勝利ジョッキーインタビューは、名古屋競馬HPに掲載されているこちたをご覧下さい。
(レース結果の下の方にインタビューの動画がはめこんであります)



 管理する住吉朝男調教師。
 表彰式の後にお話を伺おうとすると、「ちょっと番組に先に行って来たいのですが…」とおっしゃり、取材はその後。どうやら5月3日に同じ名古屋で行われるかきつばた記念の出走に関する手続きを取ってきたみたいです。

「直前の追い切りの時に馬場が悪くて、セーブ気味の調整になったのが気になりましたが…むしろそれが良かったかも知れません。輸送の馬運車から馬は落ち着いていましたし、今日の馬の様子は『これなら』と思えるものでした。」

 折り合いや道中の運びに課題も覗かせていたトウケイタイガー。この日は精神面も含めてかなりいいコンディションでレースに臨むことが出来たようです。

「以前はスタートが良くなかった馬が、ようやくスタートが良くなり、今日の結果に繋がったと思います。
次走はかきつばた記念。このスタートはJRA勢相手でも大きな武器になると思うので、いいレースを期待しています。」


 包まれてくしゃくしゃのレースになってしまった、前走の黒船賞とは全く異なる文句なしのレース振り。いまのところ、JRA勢も重賞級の馬の登録もなく、今回のこの走りならかきつばたでも大いにチャンスがあるかも知れません。

「大きな目標として秋のJBCスプリントを意識していて、それに合わせたローテーションを組んでいく予定です。」

 トウケイタイガー自身も、ここ名古屋の地で堂々たるレースを披露して、新たなステージへと羽ばたこうとしています。川原ジョッキーの「園田を代表する短距離場になって欲しい」という言葉が、これからのこの馬に対する期待感を一層かき立てますね。





 気になるのは、やはり敗れたこちらでしょうか…



 カツゲキキトキト
 テンから位置が取れずに、ずっと押っつけ通しで1周1400mを走ってきました。
 結果、勝ち馬以外は交わして2着。しかし…勝ち馬は6馬身前でした。



 大畑雅章ジョッキーの話は論評抜きで

「距離適性に尽きると思います。出来は前回と変わりありませんでした。
 スタートは自分のが遅れているわけではなくて、外の2頭が早すぎた。ずーっと脚を使って追い上げているけれども…行った馬にあんな競馬をされては……」


 次走は距離2500mのオグリキャップ記念。
 本領発揮に改めて期待がかかりますね。


 もう一頭。こちらの様子も気になるところですよね。



 インディウム
 勝負どころで苦しくなったかと思われながら、最後はまた脚を使って3着。
 さすが力量馬と思わせる走りでした。

 木村健ジョッキーの話

「3コーナーで馬の間に入って行ければいい勝負になったけど…入って行く脚がありませんでした。コーナーで外に飛んだり、地元園田では見せない仕草もあったけれど、最後はまた伸びて詰めていてこの馬の力を感じました。まだ良くなる余地はあると思います。」

 昨日、東海クイーンカップが終わり、笠松開催の一週置いて、かきつばたももうすぐ。
 桜の季節が過ぎて、楽しみな交流重賞の季節が近づいてきています。




 来週は、ちょっと香港に行って来ます。





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最終更新日  2017年04月20日 09時04分05秒
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