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2017年09月07日
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カテゴリ:横川典視
木曜担当のよこてんです。

 8月24日のこのブログで“まもなく1000勝達成”と書いた高松騎手。9月4日の水沢競馬第3レースで見事に達成しました。

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★9月4日・水沢3R ダーナ号で優勝し地方通算1000勝達成

 「あと1勝」の状態で開催を迎えたものの土曜・日曜となかなか勝てなかったのですが、月曜になって最初の騎乗であっさりと達成。
 デビューからの通算騎乗では10353戦目。その話をすると高松騎手、「1万回以上乗ってたんだ。それで1000勝なら勝率1割くらいか」と自分で改めて感心しておりました。
 生涯成績で見るとまだ勝率10%に僅かに乗ってないのですが、ここ3~4年ほどは勝率13~15%くらいで推移していますから、10%台に乗るのも時間の問題でしょう。
 これで勢いをつけて今シーズンのこの先、そして来年の南関東での期間限定騎乗で好成績を・・・と期待しております。

 今週末、9月10日の水沢競馬場にて高松亮騎手の1000勝達成記念セレモニーを行います。その際、下のような記念フォトを10枚、ファンの皆様にプレゼントいたしますので、皆様是非おいでくださいませ。

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 さて本日は川崎競馬の重賞・戸塚記念のお話がメインです。
 なぜ戸塚記念か?というのはですね、今年からスタートした『3歳秋のチャンピオンシップ』のシリーズの様子をうかがうためであります。

 この『3歳秋のチャンピオンシップ』は簡単に言えば「各地の3歳重賞」+「ダービーグランプリ」を優勝すると該当のレースに応じてボーナス賞金が出るというもの。
 これまでもダービーグランプリの出走馬を選定するための指定競走というものがありました。トライアルのようなものだったのですけれど、それがより目に見える形で、インセンティブ(レースに応じて300万円から800万円のボーナス)もついたという事ですね。

 また、春の「各地のダービー+ジャパンダートダービー」に加え秋にも「各地の3歳重賞+ダービーグランプリ」という3歳重賞戦線のメインストリームが設定されたという事でもあります。
 地方競馬交流重賞として復活してからのダービーグランプリは年々存在感を増してきている印象があります。このシリーズ化でさらに注目度が上がる事を期待したいですし、なかでも西日本エリアからの出走馬が増えてほしいとも思いますね。

 戸塚記念は「カテゴリーB」に位置づけられたレースです。昨年のダービーグランプリには戸塚記念の1着馬・2着馬が登場して結果3着・4着。今年はどんな馬がこの路線を進んでくるのか・・・?

 今年の戸塚記念優勝は、カンムル(浦和・小久保厩舎)でした。川崎2100mのこのレース、序盤は中団あたりの馬群の中で進み向こう正面半ばで動いて一気に先頭にたったカンムルは、追いすがるキングガンズラングを振り切ってゴール。鞍上・左海騎手のガッツポーズ&2着~3着の差が大差という非常に派手な勝利でした。

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★戸塚記念優勝・カンムル号

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★笑顔で引き上げてきた左海騎手

 JRAで1勝ののち南関東に移籍した同馬は南関3歳クラシックの前哨戦・雲取賞を制したものの京浜盃6着、羽田盃8着、そして東京ダービーでは5着とクラシックタイトルは手にする事ができずに終わっていました。
 京浜盃では2番人気に支持された馬が前走の黒潮盃では16頭立て11番人気の下位人気になっていたのですが、そこで2着と復活の兆しを見せると、今回の戸塚記念では4番人気から勝利を手にして完全復活。

 一方1番人気に支持されていたブラウンレガートはやや精彩を欠く走り。着順の数字こそ5着ではあったものの、先に触れたように2着~3着が大差という一方的な展開の中で勝ち馬から4秒近く離されてしまっては・・・という印象を受けざるを得ない結果でした。
 とはいえ黒潮盃優勝などここまでの実績は本物。今回の結果が本当の姿では無いのも確かだろうと思います。

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★ブラウンレガート

 さてカンムルの今後は?少し気が早いかもしれませんがダービーGPはどうされますか?と小久保調教師に問いかけると「もちろん行くつもりですよ」と即答。もしここで勝てなければ秋の鞍(名古屋)を使ってダービーGPに向かうつもりだったそうですから本気度は“高”。
 「器用な走りをするし今日のように早めに捲っていく機動力もある。休み無く使ってきているのに丈夫でへこたれない。頭もいいからなんでしょうね」と小久保師のカンムル評。確かにこういう走りができるなら小回りの水沢でも力を発揮できるのでは。

 岩手のエース・ベンテンコゾウは不来方賞からダービーグランプリという路線で他地区勢を迎え撃つ体勢を整えると思われます。ライバルは、まずは南関東からカンムルが名乗りをあげました。この後にも各地のレースが続く『3歳秋のチャンピオンシップ』、どんな馬たちが続いてくるのか?非常に楽しみです。





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最終更新日  2017年09月07日 23時38分06秒



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