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カテゴリ:坂田 博昭
水曜日の担当は、坂田博昭です。
先週の土曜日、北海道・空知地方のまち、砂川に営業に出かけました。 その帰り道、立ち寄ったのがこちら。 日本唯一の馬具メーカー・ソメスサドル この場所で育まれた馬具づくりの技術が、いまでは素晴らしい革製品の数々を送り出していることは、広く知られていますね。 新千歳空港や東京などにショールームがあり、お店やお店に並ぶ賞品をご覧になっている方も多くおられるのではないでしょうか。 そのソメスサドル。 北海道・砂川のまちに、メイン拠点となるファクトリー&ショールームがあります。 北海道の空知地方は、札幌のある石狩と旭川のある上川の間の地域。砂川市は札幌からも旭川からも車で1時間ぐらいのところにあります。 もともと、北海道・空知の歌志内というまちでいまから50年以上前に始まった、この場所での馬具づくり。衰退した石炭産業に代わる産業として誘致され、この場所に根付いた馬具づくり。北海道開拓を支えた「馬」や「馬文化」ともとても深い関係があったからこそ、この場所に長く続いてきたのでしょう。 (情報:ソメスサドルのHPより) 駐車場にはこのように大きな馬の像が 広々とした芝生が広がる敷地に、素敵な趣の建物 この場所にオフィスや工場・ショールームなどがあります 私が出かけた日には丁度、「馬の日」というイベントが行われていました。 来場者が馬と触れあう体験、革のアクセサリーづくりの体験などのイベントが行われていました。 革のアクセサリーづくりは、この夏のJRA札幌競馬場のUMAJOスポットのイベントでも行われているのを目にしました。 いよいよショールームの中へ。 落ち着いた雰囲気の中、バッグや小物類など、様々な革製品を見ることが出来ます。 お店の方が「どうぞ手にとってご覧下さい」と勧めて下さるので、恐る恐る(笑)手にとって見せていただくのですけれども… 驚くのは、どの鞄も見た目よりとっても軽いこと。 聞けば、革の裏側を丁寧に削って、形にしていくのだとか。 恐らく革を「操る」ような技術で、このような素晴らしい製品に仕上げていくのでしょう。 こちらは、1枚革で作るベルト サイズを測ってその場でベルトづくりを実演し、そのまま販売していました ベルトの素材となる革を見せていただきました。 独特の質感と手触り そして感じたことのない「しなり」の感覚 これで本物が出来るのだなぁと実感します。 工場長の方がこのベルトづくりの実演と説明を担当されていました。 曰く「一生使えるベルトが出来る」とのこと。 素晴らしい… 勿論、馬具も売られていました。 乗馬用の重たい鞍もありましたし、騎手が使うような軽くて小さい物も実際に目にして、手に取って見ることも出来ます。 武豊ジョッキーのサイン入りの鞍が展示されていました。 この場所の「雰囲気」を差し引いても、すごく楽しめました。 その場で販売されているんですけれども、頑張って手にしてみたい、使ってみたいと思えるものもいくつもありました。 それ以上に、この砂川という場所、決して大きくはないこのまちに、この技術と、このように作られている品々があるということに感動しました。 札幌でも旭川でもなく、この場所でずっと、こうして馬具や革製品が作られて長い時が流れていったことが、とても貴重なことに思われました。 ソメスサドル 砂川ショールーム 道央自動車道の砂川スマートインターチェンジ(砂川サービスエリアの中にある、ETCがあると出入りできる簡易インターチェンジ)で出ると、2,3分行くことが出来ます。 車で移動の途中に、是非一度お立ち寄り下さい。 最後に。 先週オープンした場外発売所・Aiba札幌駅前のイベント情報! ※ 北海道の場外発売所 Aiba札幌駅前のイベント情報です 今日は、札幌よしもとのお笑い芸人「スキンヘッドカメラ」が来場! 競馬予想だけでなく、19時からは地下1階に併設されているカフェ&ダイニングバー「スタンピーズ」にて爆笑!ライブステージを行います。 お時間のある方、会社帰りに札幌駅を通る方々など、是非お越し下さい。 Aiba札幌駅前は札幌駅南口 ビッグカメラの向かい 東急百貨店の脇 1階に「ココカラファイン」があるビルの地下3階 地下1階のカフェバー「スタンピーズ」もランチから夜のバータイムまで営業中です お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年10月03日 07時34分18秒
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