|
カテゴリ:鈴木セイヤ
土曜日担当は園田・姫路競馬実況アナウンサーの鈴木セイヤです。
先週お休みしていた木村寿伸アナウンサーから海外土産を頂きました。 日本にはない食感と味のお菓子でしたよ。 私は仕事で使う色鉛筆を頂きました。入れ物のクセが凄い(笑)。
今週は月跨ぎの3日間開催でした。朝晩は秋の気配を感じますが、今年は「夏」が日本列島で胡座をかいて座っている状態。まだまだ猛暑が続きそうです。 美味しいものを食べて気合いを入れます。 マグロ専門店 一八(いちはち)の鉄火丼 ★秋に向けて好発進!ラッキードリーム 8月27日(日)に金沢競馬場で行われた第19回イヌワシ賞に兵庫のラッキードリームが出走しました。 メイショウワザシ(大井)が後ろを離しながらの逃げ。大外枠(8番)に入ったラッキードリームはスタートを決め2番手追走。速ウラノメトリア(大井)、グリードパルフェ(高知)はラッキードリームの背後につけています。 向正面からラッキードリームが加速。逃げるメイショウワザシとの差を詰めると、3~4角中間で先頭に立つ。ウラノメトリア、グリードパルフェが追い上げてくると、3頭の争いになります。 3頭による痺れる直線の叩き合いは内からジワジワ伸びてくるウラノメトリアを頭差凌いだラッキードリームが競り勝ちました。 下原理騎手は重賞82勝目。今年はル・プランタン賞(佐賀)、佐賀ヴィーナスカップ(佐賀)、兵庫大賞典に続き4勝目。 新子雅司厩舎は重賞60勝目。今年は先月のサマーカップ(笠松)に続き8勝目です。 下原騎手、新子厩舎ともにイヌワシ賞は2勝目。2019年にタガノゴールドで勝利して以来です。 下原理騎手コメント 「2番手から行きたいと思っていましたがペースが予想より速かったですね。勝負どころで馬がハミを取ったので仕掛けも早くなりました。(直線内からウラノメトリアが迫って)ヒヤっとしましたが馬の力で押し切ってくれましたね。北海道での休養を挟んでいましたが、久々でも勝てるように仕上げてくれた関係者に感謝したいです。」 ラッキードリームは5月の兵庫大賞典に続き重賞9勝目。 次走は9月26日(火)の白山大賞典(金沢・Jpn3)に向かうのか?地元で行われる9月28日(木)の姫山菊花賞に向かうのか?今後の動向に注目です。 これまでの遠征競馬ではテンションが上がってうるさくなる面を見せていました。鬼門としていた他地区遠征で結果を残しました。 ★出世レースが晩夏へ移動 兵庫若駒賞 8月31日、園田競馬場で第16回兵庫若駒賞が行われ、1番人気のマミエミモモタローが勝利! ゲート内でうるさい面を見せたマミエミモモタローでしたが、五分のスタートを決めてすんなりハナを奪います。3番人気のフェリシス、2番人気のスタビライザーも好位を確保。マミエミモモタローを目標にレースを進めます。 平均ペースで逃げるマミエミモモタローは楽な手応えで3コーナーを通過すると、徐々に後続との差を広げていきます。 ライバルに力の違いを見せつけたマミエミモモタローが7馬身差の快勝。3戦無敗で重賞2勝目を挙げました。2着はスタビライザー、3着にフェリシスが入り、人気サイドの決着でした。 川原正一騎手 コメント 「1番人気で勝つことは簡単な事ではないので、結果を残せてホッとしています。スタートは元々良い馬なので逃げてもいいし、行く馬がいたら控えてもいいと思っていました。道中もリラックスしていて、いつでも反応できる状態でしたし強い内容でしたね。まだ未対戦の馬やこれから出てくる馬もいるので、気を引き締めて頑張ります 」。 勝利騎手インタビュー https://www.youtube.com/watch?v=6vzEmjU0RR0 川原正一騎手は重賞通算118勝目。兵庫ジュベナイルカップに続き、今年重賞2勝目。兵庫若駒賞は初制覇です。 先月10日に塗り替えた国内最年長重賞勝利記録をさらに更新。記録を65歳5ヶ月と17日に伸ばしました。 「記録よりも一つ一つ結果を残すことが大事だと思っています。結果は後からついてくるものなのでね」。と兵庫ジュベナイルカップのインタビュー同様、謙虚な姿勢は崩さなかった。 諏訪貴正厩舎は重賞3勝目。兵庫若駒賞は初勝利です。 ※三宅きみひとアナウンサー撮影 ”夏の2歳王者”マミエミモモタローは順調にいけば、10月12日の新設重賞、第1回ネクストスター園田に向かう予定です。 水曜日メインの「いい味出してる 淡路ビーフ」はJRAから転入初戦のエイシンシュトルム(鴨宮J・渡瀬厩舎)が勝利!道営時代に2021年の南部駒賞をV。中央へ移籍すると芝の重賞で善戦していました。 ※三宅アナウンサー撮影 金曜日のメインは「そのたん生誕10周年記念」はメイショウオリジン(野田厩舎)が得意の820mで逃げ切りでV。そのたんの新衣装と同じブルーの勝負服の中田貴士騎手がその金メインを快勝しました。 ※木村アナウンサー撮影 ★遠征結果、次週の遠征情報 ◎サマーチャンピオン(佐賀)結果 8月31日、佐賀競馬場で行われたダートグレード競走、第23回サマーチャンピオンはJRAのサンライズホークが逃げ切りで重賞初制覇。 兵庫から参戦したハナブサは道中7番手につけるとJRA勢に離されずに追走しますが、なかなか差を詰められず6着でした。 ◎9月3日(日)九州ジュニアチャンピオン(佐賀6R) 兵庫の下原理騎手が佐賀競馬場に遠征します。 2歳重賞、九州ジュニアチャンピオンはグッドタイミング(九日俊光厩舎)に騎乗。 発走時刻は18時05分です。イヌワシ賞に続き2週連続の重賞制覇を目指します。 ◎9月5日(火)秋桜賞(名古屋) 名古屋競馬場で行われる第17回秋桜賞(全国交流)。兵庫からはクリノメガミエース(吉村智洋騎手予定・石橋満厩舎)が遠征予定です。GDJシリーズの開幕戦から出走し、ここまで大崩れなく堅実に着順をまとめています。 園田競馬は次週も水曜日からスタート。 9月7日(木)に3歳馬の重賞、第6回園田オータムトロフィーが行われます。 兵庫ダービー馬の”スマイルミーシャ”、菊水賞の勝ち馬”ベラジオソノダラブ”が再び激突します!なお、先月のクリスタル賞を制したフラフは出走回避となりました。 園田競馬は今週から5週連続で重賞レースが予定されています。 ≪重賞予定≫ 9月7日(木) 園田オータムトロフィー 9月15日(金)園田チャレンジカップ ※ナイター 9月21日(木)園田プリンセスカップ 9月28日(木)姫山菊花賞 さらに9月7日(木)にヤングジョッキーズシリーズトライアルラウンド園田が行われます。 ≪出場予定騎手≫ 【JRA】 角田大和騎手、大久保友雅騎手、川端海翼騎手、古川奈穂騎手、鷲津虎太騎手 【地方】 深澤杏花騎手(笠松)、岡遼太郎騎手(高知)、合林海斗騎手(佐賀) 阿部基嗣騎手(高知)、青海大樹騎手(佐賀)、兼子千央騎手(金沢) 長尾翼玖騎手(兵庫)、山本屋太三騎手(兵庫) 園田ラウンドでTRラウンドの騎乗を終える騎手も多く、ファイナル進出を目指す戦いはより一層激しさを増します。 9月14日(木)にはゴールデンジョッキーカップも行われるなど、園田競馬は注目レースが続きます。1年間で1番忙しい時期ではありますが体調に気を付けて頑張ります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年09月02日 07時24分43秒
[鈴木セイヤ] カテゴリの最新記事
|