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ダンスをする際、一番最初にする動作は「立つ」事です。
もちろん人が生活していくうえで「立つ」事はあたりまえになっていますが、ダンスの時は「立つ」事への意識が高まります。 今まで漫然と立っていたものを、全神経「立つ」事に集中させた時、体に大きな異変がおきます。 体の各部位をどこに置くべきか? バランスをどこに置くべきか? まずは、前者について考えてみたいと思います。 まず「体の各部位」として、hiroが考える定義は、「頭」「胸」「腰」「膝」「足」です。 もちろんもっと細かい分類もできるでしょうが、まずはこの5つにわけてみます。 基本的には、各部位が一直線になるのが望ましいといわれています。 ただ、人間の体は湾曲していますし、一直線上になることはありえません。 意識の中で、「頭」「胸」「膝」が前方に位置するのに対し、「腰」「足」は後方に位置します。 詳細は、また後日ふれていきたいと思います。 次に、後者について。 人間の体は三次元で構成されているので、バランスをどこに置くか?といわれてた場合、XYZの三軸で考える必要があります。 まずは、前後方向。 以前は「前にバランスを置く」事を強調した指導が多く、ボール(拇指球)の上で体重と言われていましたが、最近はそれよりも若干後ろ側(かかと側)に体重を置くというコーチャーもいます。 以前に比べてスタンダードのスタイルが大きく変わり、瞬間的なパワーとスピードを要求されるようになったからかも知れません。 次に、左右方向。 これは、どちらの足に体重をおいているかによって変わってきますが、イメージは体の中心です。当然ですね。 最後に、上下方向。 非常に意識しづらいポイントですが、よく言われる丹田(へそから3cmくらい下)に意識を集中しています。 ただ、踊りの中で、丹田からみぞおちくらいまでは意識が変わっていくように思います。 そして、一番重要だと思うのは、リラックスすることです。 体のどこかに緊張がある状態では、スムースに動き出すことができません。 特にダンスの場合、下半身(足~腰)に力が入っている状態では、ナチュラルなムーブメントは不可能です。 ただ「立つ」という状態で、いかに体の中(特に下半身)に起こる緊張をなくしていくかが、ダンス上達の大きな一歩だと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005/10/04 07:53:12 AM
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