断食道場奮闘記

・・・断食１３日目、ー１２．５キロ

　いつもならだいぶ前から道場の畑の空を大群で乱舞する赤とんぼが、今年は少し少ないように感じます。蝉の鳴き声が少し小さいように感じます。そして道場の壁や神社の壁や木に残っているうつ蝉の跡も少し数が少ないように感じます。やはり今年の酷暑のせいでしょうか。それでも数日前から、夏の終わりを告げるというツクツクボウシが泣き始めました。
　今の時期に酷暑の夏で有名な京都から、避暑も兼ねて毎年来られる女性がおられます。でも今年は・・・今年の別府は京都と変わらない、・・・と、来られた１日目の感想でした。
　今はいつものように部屋にも涼しい風が入り込んできて、少し涼しくなって安心されています。彼女も明日からいつものように断食に入ります。もう何回目の断食になりますか。

　前述からの男性は、今日で１３日目の断食を続けられています。それでも１０日目くらいから少しばててきたみたいで、・・・体がだるい・・・と言われていました。体力にはかなり自信があったようですが、断食は、体力だけで乗り越えられるものではないようです。
　・・・でも断食はできます・・・、との決意でした。それではと、少しお助けをしてあげたのですが、今日は朝から少し元気を取り戻していました。ちょうど１０日眼前後が一度ガソリンが切れかけたり、気力も途切れやすくなる頃なのです。
　体重はー１２．５キロ、顔はかなり絞られてきて、だぶつきがなくなってきています。横になると、大きく盛り上がっていたお腹周りもかなり小さくなっています。
　こうした体の変化が、何より断食を続けられている源です。そしてそれ以上に体調はかなりいいようです。
　もう少し続けられそうです。近くで見守っていきたいと思います。