地下鉄サリン事件から23年、今日ついに死刑が執行されました。
オウム真理教の事件で、元代表の麻原彰晃こと松本智津夫死刑囚ら教団元幹部7人の死刑が執行されました。他にも早川紀代秀死刑囚、井上嘉浩死刑囚、新見智光死刑囚、土谷正実死刑囚、中川智正死刑囚、遠藤誠一死刑囚らの6人の側近も死刑が執行されました。坂本弁護士一家殺害事件、松本サリン事件、地下鉄サリン事件などの殺人事件を起こして29人の命が奪われ、6000人以上が被害に遭いました。この事件で192人が起訴され、13人の死刑が確定しました。松本死刑囚は平成16年に死刑判決が言い渡されました。その後控訴しましたが、裁判が打ち切られ平成18年に死刑が確定しました。平成23年に特別手配されていた平田信受刑者が出頭し、その後菊池直子と高橋克也被告も逮捕され裁判が長期化しましたが、今年1月に高橋克也被告の無期懲役が確定したことにより裁判が終結しました。3月には一部の死刑囚が全国5カ所の拘置所へ移送され、執行の時期が焦点となっていました。サリン事件が起きた当時は私はまだよちよち歩きの状態でしたが、ドキュメンタリー番組で地下鉄サリン事件を知りました。宗教団体が殺人起こすなんて考えられません。麻原は殺人を正当化するなんて、全然宗教じゃない。ただの殺人。麻原は信者に殺人を指示して無差別テロ事件を起こしてしまいました。オウム真理教に入信した人たちの家族、被害に遭われた方、亡くなった方が可哀想でなりません。今回の7人の執行は被害者や被害者の家族が望んでいた事だと思います。そもそも死刑執行がなぜこの時期になったかがテレビで議論されていますが、私はなんでもっと早く死刑を執行せずに放置していたのか?と疑問に思います。死刑囚に食わす飯に私たちの税金が使われるのは税金の無駄です。さっさと死刑執行してもらいたかったですね。残りの死刑囚も近いうちに執行されるかとは思いますが、まだオウム事件が完璧に終わった訳ではないです。オウムの後継団体でもある「アレフ」「ひかりの輪」「山田らの集団」の存在です。その団体にもこの事件を知らない若者達が入信している事が悲しくなりますよね。特にこの団体は麻原彰晃の思想を引き継いでいるので暴動を起こす可能性もありますね。テロもいつどこで起きるかが分かりません。オウム真理教が起こした事件は戦後最大のテロでした。世界平和と二度とこのような事件が起こらない事を願いましょう。