気象庁などによると、突風による死者はこの1年で17人。竜巻自体の発生回数は過去と比較しても特に増えているわけではない。発生場所が人が集まる所に集中しただけという。
「20キロ四方あるかないかの積乱雲の中で、突風が起きる範囲はさらに1けた小さい」。記者会見した気象庁の永沢義嗣・主任予報官は7日、突風予測の難しさを説明した。
発達した低気圧が北海道に接近する前の6日から、気象庁は雷雨や暴風、突風への警戒を呼びかけていた。しかし、「いつ、どこで」までの特定は難しい。
竜巻について 【引用文】
普通の雷雲の多くは同じような外観だが、スーパーセル(親雲)は大規模な水平方向の回転があることから見分けられる。
スーパーセルの中心部や周辺部には、上昇気流の部分と下降気流の部分がある。
下降気流の部分では、豪雨が降っているために、気化熱を奪って、大気の下層が冷やされ、下降気流となり、下降気流によってさらに雨が運ばれて雨が降る、という。
ここでは雹が降ったり、激しい下降気流に伴うダウンバーストが発生したりする。
上昇気流の部分では、暖かく湿った空気が乗り上げるようにして上昇することで上昇気流が発生している。
上昇気流は積乱雲や積雲が発達するのに不可欠な空気の対流活動であり、地上付近から対流圏界面付近にまで空気が上昇していく過程で、空気に含まれた水蒸気が凝結して雲を作る。
このような環境の下では、上昇気流の部分を中心として、低気圧と同じ方向に気流が渦を巻いて回転し始める。(メソサイクロンと呼ばれる小規模の低気圧)
メソサイクロンの周囲を回転する空気には遠心力が掛かり渦の外側に引っ張られるため、中心部の空気が薄くなって気圧が下がると気圧傾度力が働いてさらに周囲の空気を巻き込む。
また、この規模の渦には地球の自転に起因するコリオリ力という力も働く。
メソサイクロンの中では、上昇気流の部分や下降気流の部分も回転している。下降気流は周囲に向かって流れ出しているが、この気流と南東の風とがぶつかると、ガストフロント (Gust front) と呼ばれる、寒冷前線に類似した気流の衝突面が形成される。ガストフロントは、スーパーセル以外の積乱雲でも発生することがある。
ガストフロント周辺の地面付近の大気は、ウインドシアと呼ばれるような、狭い範囲の中で風向や風速が大きく異なる状況となる。すると、小規模で短命の気流の渦が多数、現れては消えることを繰り返す。このような多数の渦のうち、ごく少数の渦が発達して竜巻に成長するのではないかと考えられている。
しかし、突然発生するかのごとく言われている竜巻ですが、気圧変化を機械に監視させておけば異常が分かるのではないかと思うが、誰も作らない。竜巻発生前には数ヘクトパスカルの急激な気圧変化があるという
それで、こんなものを考えました。試作されては如何でしょう?構造は簡単です。
![気圧警報.gif.gif](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/03/0000135003/34/imgfa75a78bzik5zj.gif)
缶センサーは普通の気圧では導通が無いように、メダルと短針の隙間をあけます。低気圧が通った時にブザーがなるようであれば、それより間隔を少し大きくします。アルミ箔に穴が有れば、ダメです。その為に缶とアルミ箔はしっかり接着します。因みにR1は保護抵抗、R2はバイアス用です。微妙な接点調整が必要ですが、多分使えるでしょう。小さな音や豆電球程度であれば、回路は要りません。要は耳がつんとなるしくみと同じです
これをもっと完全なものにするには、缶の一箇所に空気圧調整弁を付ければ良いと考えます。理由は緩やかな気圧変化に反応しないように