政府の地震調査委員会が4月に公表した、東海地震の想定区域内でM7級が起きる確率は、「今後20年以内に50%程度」「30年以内に70%程度」である。
5日の伊豆大島近海地震で驚いた人が多かったのではないか、私が予想したのは房総半島より東の海域だったが、どうも違っていたようだ。東海よりだった。
西ノ島新島が拡大中なので、伊豆方向にもマグマが入っているらしく、将来的には西ノ島新島がより大きくなる事は分かっています。その前に近海の銭洲海嶺に変化がある筈だ。駿河湾から静岡県の内陸部を震源域とする東海地震は、銭洲海盆が巨大な重しとなっている為、未だに発震していない。仮にこの海盆が成長拡大すれば、東海地震は防げる。
銭洲海嶺の微小地震の観測は気象庁と管轄が違う為、公に発表されていない。掛川に対して御前崎の沈降(20年間約15cm)は依然続いており、20年位経てば、急激に反転する可能性があるというが、その確率は果たして合っているのだろうかと疑う。御前崎の沈降は銭洲海盆が上昇しているので褶曲している為ではないかと考えている。(かなりの妄想か)