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「安全」が社会的な問題となっている韓国で、築4年の小学校が危ない。
複数の韓国メディアによると、2010年3月に開校したばかりの慶尚北道浦項市のヤンドク小学校で、講堂が沈下したり、壁面にひびが入るなどの問題が発生し、保護者が生徒全員の転校を求める事態となっている。 同校は、開校直後から通路が傾くなどの欠陥が発生し、一部を解体して作り直すなどの処置を施してきたが、今年6月の精密安全検査で給食室として使っていた講堂が「使用制限」のD判定となり、講堂と教室棟を結ぶ通路は「使用禁止および緊急補強措置」のE判定を受けた。講堂は開校当初に比べ最大で32センチ沈下しており、9月には食堂で天井の仕上げ剤が落下する事故も起きたという。 これに対し、学校側は給食を中止するなどの措置をとっているが、問題の解決策が示されていないことから、先月29日から今月6日までの間に40人の子供が近隣の学校に転校した。残る生徒の保護者らは全員を転校させるよう求めているという。 同校は、民間の施設に教育委員会が施設使用料や運営費を支払う賃貸型民間投資事業として建てられた。四半期ごとに使用料・運営費計3億500万ウォン(約3150万円)が支払われており、2030年まで契約が結ばれているという。保護者らは、軟弱な地盤に適切な補強工事をしないで建築した手抜き工事だと主張。これに対し慶尚北道教育庁は、「来月の2次精密安全診断結果を受けて対策を立てたい」としている。 韓国最長の吊り橋は、よく揺れても「安全」なのだ ひどい揺れのために26日に全面封鎖された韓国の韓国の吊り橋「李舜臣(イ・スンシン)大橋」の通行が27日夜から解除された。専門家の検証を経ての再開だが、安全性への不安を指摘する声もある。 韓国の各メディアによると、李舜臣大橋は全羅南道光陽市と猫島を結ぶ全長2.26キロの「韓国最長の吊り橋」。2013年2月に正式開通したばかりだったが、26日に上下方向1メートル前後の「運転手が車を捨てて逃げ出すほどの揺れ」が発生、同日午後6時12分から全面通行止めとなった。 専門家による緊急安全点検の結果、揺れの原因は橋の欄干に取り付けられた布製の幕が風を受けたためで、橋自体には「問題ない」と結論付けられたという。 ただ、一部韓国メディアは、通行止め解除について安全上の不安を指摘しており、道路を管理する全羅南道では、「運転者の不安感を解消するため」に、今後精密検査を行う方針。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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