[アート]の記事一覧 | 電光庭師のLEDイルミネーション講座

KARAGAMI Style 京都

京都国立近代美術館で開催された「KATAGAMI Style もう一つのジャポニスム展」に行ってきました。浮世絵がヨーロッパの近代美術に大きな影響を与えたことは有名ですが、着物などを染める際に使われた「型紙」が大量にヨーロッパに持ち込まれ、あらゆるデザインに用いられたことはあまり知られていません。その直接的、応用的活用は、絵画、ポスター、陶芸、工芸品、テキスタイル、家具、カーペット、食器、建築などあらゆるものに使用されています。今回の展覧会で、型紙のヨーロッパへの影響の大きさに、僕は大きな驚きとショックを受けました。最も型紙がヨーロッパ各地であらゆるデザインに多用された時代は19世紀後半から20世紀にかけてであります。ヨーロッパの芸術家、工芸家たちは、型紙のデザインの持つ多様性、斬新な構図、精緻な技法に魅了され、自分たちの作品に応用することがブームとなり「ジャポニスム」という現象が起こったようです。これらの大量の型紙が欧米に渡っていった理由は、明治維新以降、西洋の服装が流行りだし、着物を着る人が減ってきたこと、またヨーロッパ式の染色方法が導入され、日本古来の型紙染が次第に時代から見捨てられていったことによります。廃業した染屋さんが道具とともに手放した型紙は大量にヨーロッパに渡っていきました。そして、本来の用途とは違う形でそのデザインがあらゆるものに利用されていったようです。この歴史的事実そのものがとても興味深いだけでなく、日本人としてこれほど自尊心を高められることはないでしょう。おそらくこれらの事実を知るヨーロッパの芸術関係者や、知識層たちは日本の文化度の高さを大いに敬服していると思います。

2012.07.11

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燃えるような花束

先月、シャガール展「愛をめぐる追想」で購入した「燃えるような花束」のレプリカが届いたので、社内に飾ることにしました。シャガールの作品は、彼の生きた時代背景、第一次大戦、ロシア革命、第二次大戦を経る激動の時代の影響を受け、様々に変化します。ユダヤ人であった彼にとっては、特に生き難かったであろうと思うこの時代にあってなお、彼の描く絵は優しく、温かく、力強く、愛に満ちて、人の心を惹きつけます。迫害、亡命、どんな苦難の中にあっても、人間愛を失うことなく、しかし人の愚かしさから目を背けず、その両方をキャンバスに塗りこめて昇華された作品だからこそ、多くの人の心をつかみ、深い感動を与えてくれるのかもしれません。

2012.04.25

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京都　東山花灯路3　長楽館~行燈・灯篭

〈長楽館〉円山公園にルネッサンス様式の目立つ洋館があります。現在はレディースホテル・喫茶・レストランとして使用されている「長楽館」です。たばこ王として活躍した明治の実業家、村井吉兵衛の別邸は過去に伊藤博文らの著名人も宿泊されました。ロココ調.を基調とした瀟洒な洋館です。歴史的建造物へのライトアップですが、正直に言ってあまりうまく演出されていませんでした。基本的には色温度の設定が少し高すぎると感じました。長楽館として、現在もレストラン、カフェとして使用されているので、入居した事業者がライトアップをしたのでしょうが、もう少し専門家に入ってもらってやった方がいいのではないかと思いました。中庭の樹木のイルミネーションはオーソドックスですがいい感じで周囲とマッチしていると思いました。〈大谷祖廟道〉濡れた石畳に行燈の灯がとてもよく映えて独特の幽玄の雰囲気が出ていました。〈ねねの道〉秀吉の正妻北政所「ねね」ゆかりの寺、高台寺と園徳院があることから「ねねの道」と呼ばれるこの道はまるで銀座のように沢山の観光客でにぎわっていました。〈高台寺〉定期的にライトアップを行ってきた高台寺ですが、毎回斬新なアイディアで見る人を楽しませてくれます。LEDの原色がこの日本庭園とマッチしているかどうかは賛否両論でありますが、非日常の空間を創造することはライトアップならではの特長でありますので、普段と違った景観を楽しむという点では、とても面白いと思います。〈第４回創作　行燈デザインコンペ〉本年度の行燈のデザインコンペには、２５７点の応募があったそうです。デザインだけで実際の製作が可能かどうか？というものも多くありました。芸術的にも優れた作品が多く参加していました。最優秀作品は実にシンプルなもので、意外でした。先行された一番の理由は「簡単に製作できる。」という事であったようです。コンペは選考する審査員の基準、意図、価値観によることがとても大きいと、改めて考え込んでしまいそうでした。〈行燈・灯篭〉今回の演出では京都の地元企業であるＲＯＨＭがLEDの提供を行たことが新聞各紙に大きく報じられていました。会場内でも多くのLEDの行燈や灯篭が飾られていました。

2012.03.28

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京都　東山花灯路2　粟田大燈呂~伝統の灯り展

〈粟田大燈呂〉青森の「ねぶた祭り」の源流と言われている粟田神社の大燈呂です。秋にに開催している粟田大祭において巡行した大燈呂４基が展示されていました。人が動かし、カラクリ仕掛けで八岐大蛇の首が動きます。高級料亭美濃吉などのスポンサー企業が協賛しています。〈いけばなプロムナード〉京都いけばな協会による大型花器を使ったボリューム感のある大型作品が多く展示されていました。屋外での生け花のライトアップの演出はあまり見る機会がなかったのでとても印象的でした。斬新で素晴らしい作品が多く展示されていました。地産地消ということもあり、竹を使った作品も多く、あらためて竹の持つ可能性を発見しました。ぜひ私のイルミネーションアートにも取り入れたいと思いました。東山未生流、喜堂未壱生流、草月流、嵯峨御流、池坊、小原流など多くの流派の皆様の展示が行われていました。直感的に世界的にも日本人がまだまだ活躍できるジャンルだと感じました。〈竹灯り・幽玄の川〉円山公園の中を流れる小川一面に青竹で作られた灯籠が並べられていました。５００本もあるそうです。〈大学のまち京都・伝統の灯り展〉「伝統の灯り」をテーマにした京都の５芸術系大学の学生作品が円山公園に展示されていました。若い感性の光る、面白い作品の数々でした。

2012.03.28

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京都　東山花灯路1　青蓮院~知恩院

京都の大きな観光事業「京都花灯路」へ行ってきました。例年3月と12月の2回、京都の町とその社寺仏閣、石畳小路を約2400基の路地行燈のあかりで照らし、京の名勝をライトアップするこのイベントには、年間200万人の集客効果があるといいます。〈青蓮院〉山門は長蛇の列が出来ていました。青色LEDを使ったライトアップはＣＰＵによる点滅のタイミングが面白い演出でした。庭園のライトアップ。日中とはまた違った幻想的な眺めです。〈知恩院〉浄土宗総本山「知恩院」にて、「京行燈　辻むら」という会社のディスプレイと販売が行われていました。　山門はライトアップされ、白く塗られている細工や文様なども美しく照らし出されています。階段を利用した同社の行燈製品のディスプレイもこのライトアップに大変マッチしていました。知恩院敷地内の「友禅苑」には、友禅の始祖「宮崎友禅齋像」が奉られています。「京行燈辻むら」は、「宮崎友禅齋と友禅のひかり」をテーマに、友禅齋像の廻りを「京友禅行燈」の優しげなひかりで演出していました。

2012.03.28

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シャガール展

大阪高島屋で開催された、シャガール展「愛をめぐる追想」を見てきました。今回の展覧会は、僕のシャガール好きを知っていた知人の女性が、メールで教えてくれたので行くことができました。新幹線で東京から戻る途中でこのことを知り、帰社する前に立ち寄りました。先月、南フランスのニースで、念願のシャガール美術館にて彼の作品を存分に味わい、そしてパリの国立オペラ座のシャガールの天井絵を満喫したばかりですが、今回は、スイスの個人所蔵の「マナッド・コレクション」ということで、普段美術館では見ることのできない作品ばかりを見ることができ、とても感激しました。特に、「燃えるような花束」という作品が強烈に印象的でした。シャガールらしい色使い、そして今回の展覧会のテーマ「愛をめぐる追想」にぴったりの作品でありました。あまりに気に入ってしまったので、この作品のレプリカを購入しました。

2012.03.26

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ドバイ紀行　ガラスのアート

ホテルのロビーにある、ガラスのオブジェ。ヨーロッパ（おそらくイタリア？）のアーティストの作品と思われるが、ドバイでは、こういったものには、とことんお金を惜しみなく使うようだ。

2009.02.16

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ドバイ紀行　敷地

ホテルの敷地は広大で、部屋から、このスライダーのあるプールまで、徒歩で約15分くらいかかります。

2009.02.15

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15日の日記

スライダーは滑り降りて、サメのいる水槽の横を通過して、出口に出てきます。

2009.02.15

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ドバイ紀行５

プールにあるスライダーは角度７０度以上で、まさに垂直に落ちていくようです。一番下の娘が、3回も滑りました。身長はギリギリで、体重は軽いので、吹っ飛んでいくのではないかと冷や冷やしました。

2009.02.14

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ドバイ紀行　４

宿泊した世界最大の高級ホテル「アトランティス」ドバイ初のテーマパークホテルで、どちらかといとラスベガスのイメージです。海底に沈んだといわれる古代都市アトランティスをイメージした建築です。付帯の設備の水族館やプールもそのイメージに作られています。

2009.02.14

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ドバイ紀行２

世界一高いビル「ブルジュ・ドバイ」はほぼ完成していました。日本での報道では、一部で建築中止といわれていましたが、現地では、予定通り建築が進んでいました。１６２階建て、８１８ｍとのことです。　1階～３７階がアルマーニホテル３８階～４４階が個人所有、４５階～１０８階がマンション、１０９階～最上階がオフィスになるようです。

2009.02.13

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ドバイ紀行

ドバイでの仕事は今後さらに増えてくることが期待されます。日本での報道は、少しネガティブなところを誇張しているように感じます。現地の方々も、経済の落ち込みについては口に出されていますが、彼らの多くは「現状が、むしろノーマルであって、これまでの状況のように、世界中から人、金が極端に集まってきていたことが行き過ぎであった・・・」と言っています。　それでも、建築中の大型ビルはまだまだ多く、ピーク時の約、半数といわれていますが市内のいたるところで写真のように工事が続いています。

2009.02.12

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イタリア紀行　ヴェネチア３

通りには、時代の波か、LED青・白が使われています。サンマルク広場からヴェッキオ橋までの通りにて。

2009.02.11

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イタリア紀行　ヴェネチア２

ベネチアの街は通年でイルミネーションを行っているところが多く、このホテルのような、白熱球の従来のタイプを地味につけているものが大半です。

2009.02.11

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イタリア紀行　ヴェネチア

前回ヴェネチアに来た際に、次回は必ず、仮面カーニバルの時期に来たいと思っていましたが、残念ながらスケジュールの都合でかなわず、翌週から始まるようです。町中の人たちが、こういったマスクや衣装をして町を歩きます。

2009.02.11

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イタリア紀行　フィレンチェ　教会

教会の特徴のひとつは、天井の高さです。たいていは２０ｍ～３０ｍくらいあるのではないでしょうか。フィレンチェでは、家族でミサを受けました。

2009.02.08

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イタリア紀行　フィレンチェ

私は、光のアートの原点は、ローマ・カソリックの大聖堂に見られる、ステンドグラスであると考えています。　外からの太陽光によって鮮やかに彩られたステンドグラスの光が、薄暗い堂内にいる信者たちの目に、神聖で敬虔な図案を映し出し、独特の精神的な昂揚というか、圧倒的な雰囲気をかもし出しているようです。　ここにいるだけで、誰もが神の存在を認めてしまうのではないでしょうか。

2009.02.08

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イタリア紀行　フィレンチェ

フィレンチェはローマと同じく、歴史ある街ですが、観光というよりもゆっくりと滞在して落ち着けるところです。　今回は残念ながら１日しかありませんでした。

2009.02.08

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イタリア紀行　ローマのレストラン２

イタリアの建築では、いたるところにアーチが見られます。構造的に強固であるだけでなく、心理的にも、安堵感というかくつろいだ、穏やかな気分になるように思います。

2009.02.07

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イタリア紀行・ローマのレストラン１

イタリアと日本の外食産産業の大きな違い・・・・イタリアには、ほとんどといっていいほどチェーン店がありません。　言い換えれば、各店々がオーナーたちの個性あふれる、オリジナリティーの表現の場のような気が致します。　デザイン、設計、インテリア・・・・・イタリア人気質は、こんなところにも見つけることができます。（従来からあった樹木を囲んで、店を作っている？レストラン）

2009.02.07

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イタリア紀行・ローマ　トレビの泉

家族との記念写真を撮ることは少ないのですが、どこの国の観光客かは分かりませんが記念に1枚撮ってもらいました。　ここは、世界中の観光客の集まる場所です。

2009.02.07

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イタリア紀行・ローマ　ピカソ展

今回のローマの一番の収穫は偶然にもピカソ展に出会えたことでした。　しかも、市内散策中に美術館の前を通り、「本日、最終日」の看板が偶然目に入ったからでした。　スペインのマドリッドで生まれ育ち、パリで成功した彼はイタリアとの縁はほとんどなかったのですが、イタリアにおける人気は絶大のようです。彼のビビッドな色使いや、独創的なアイディアは、イタリア人の感性に合っているのでしょうか。

2009.02.06

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イタリア紀行・ローマ散策する娘たち

これまで、仕事で一人で来たイタリアではベネチアとフィレンチェばかりでした。十数年前から、奥さんと娘たち3人にも、いつかはイタリアのすばらしさに触れてほしいと思っていました。その夢が、実現いたしました。

2009.02.06

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イタリア紀行・ローマ１

仕事と家族旅行をかねてドバイとイタリアに行きました。ローマは久しぶりで、実に12年ぶりです。イタリア好きの僕にとって、イタリアは4回目ですが、なぜかローマは、これまではそれほど好きになれませんでした。　それは、あまりに歴史遺産が多すぎて、そのあまりの重圧（？）のようなものに威圧されるような気がするからでしょうか。

2009.02.06

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大阪市中央公会堂　天井画

ドーム状の天井には天空を浮遊する神々が、鳥とともに描かれています。日本古来の信仰の独特の世界観がそこにあります。描かれている内容、場所絵のタッチなど見る人すべてが不思議な「体験」をするように、どんどん引き込まれていくような作品です。

2008.02.01

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大阪市中央公会堂　壁画

壁画には、古事記、日本書紀に記されている、天地開闢（てんちかいびゃく）すなわち、この世の創世記の様子、天之中主大紳(アメノミナカヌシノカミ）が大八州（オオヤシマ･･･今の日本）を創造した様子などが描かれています。

2008.02.01

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大阪市中央公開堂のエレガンス

　中央公開堂は大正時代のネオルネッサンス様式を基調とし、バロック的壮大さを取り入れたデザインが特徴的です。　平成14年、リニューアルオープンし、広く市民にも利用されるようになってきています。ただ、まだまだそのことが知られていないため、社交ダンス組織など,一部の限られた人たちが頻繁に使用されています。

2008.02.01

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ドゥオーモ

　ミラノには２日間だけ立ち寄りました。ミラノといえばドゥオーモでしょう。その壮大な外観と細部における精緻な細工や造形物。どこまでも緻密にていねいに職人の手作業で作り上げていくことがすべてのアートの基本であったように思います。　　絶対的な権力と富の集中、そして貧富の格差などあらゆる条件が整わなければ成り立たない人類の歴史の証たる建築物でしょう。その意味では今後地球上の歴史の中でこれに匹敵する建築物が建てられることはありえないでしょう。　エジプトのスフィンクス、インドのタジマハール、日本の仁徳天皇陵・・・・遺産を残して意味はいろいろとあります。

2007.08.26

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ベネチアの仮面カーニバル

　日本でベネチアといえば、まず最初に思い浮かべるのが「ベネチア国際映画祭」ではないでしょうか。世界最古の伝統と格式のある映画祭で、北野武がたびたび受賞していることで有名になったようです。　でもその歴史ある映画祭よりさらに古くからこの地で行われてきた有名なイベント・・・それは仮面カーニバルです。　中世のヨーロッパは今以上に身分制度が厳しく、庶民のお祭りに貴族が参加することは不謹慎とされていました。そこで仮面を付けてお互いに身分や肩書きを越えて祭りを楽しむ風習が残ったそうです。イルミネーション施工のご依頼は「イルミネーション工房」へ

2007.08.23

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イタリアのアート

　ベネチアンガラスに限らず、日常的にアーティスティックな物を生活に取り入れていくということがイタリアの文化であると思う。平均的な国民の美意識が高いほどその国から高い文化やアートが生まれるのではないでしょうか。あたかも底辺が大きい方が高いピラミッドが作られるように・・・イタリアのメーカー（中小企業）の付加価値の高さは、その国民の美意識の高さや、文化度の高さ、厳しい消費者の見識に支えられているようにも思えます。

2007.08.22

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ムラーノ島

ムラーノ島には今も多くのガラス工芸職人たちが暮らしています。数百年の歴史を経て、その当時の職人たちの末裔たちが今も伝統的な技術やアートを伝承しています。

2007.08.21

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ムラーノ島（続き）

ベネチアンガラスの色合いは独特の鮮やかさです。各色を出す為、チッソやリンなど様々なものが加えられます。これらの色の出し方は５００年前とほとんど代わらない方法が取られています。

2007.08.19

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ベネチア（ムラーノ島）

鮮やかな色彩の作品が多い中、シンプルな白・黒モノトーンの作品しかしこの鮮やかな風合いは色彩と周囲の光による反射によるものである。これが「モノトーンの鮮やかさ」の原因かもしれない。

2007.08.19

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佐川美術館

琵琶湖に旅行に行くなら是非訪れていただきたいのが、佐川美術館。なんといっても、現代の日本美術界を代表する芸術家、平山郁夫氏のコレクションの多くがここに収められています。特に私が学生時代から興味を持ち続けているシルクロードを旅しながらの各地での作品は、その鋭い視点と美を見出し、引き出す独自の感性に来るたびに圧倒されます。　また日本彫刻界の第一人者、佐藤忠良氏のいきいきとした少女たちの裸像は、はつらつとして、今にも動き出しそうです。　建物は竹中工務店の設計施工ですが、近代建築の最高水準の技術を使いながら、日本建築の美しい景観を持ったすばらしい建築です。　

2007.08.12

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