ダイオジェナイト出走(3/31中山3R)
最終的に1番人気で何と1.4倍でした。こんなに人気になると飛ぶフラグにしか思えませんでした。スタートは普通に出て押して上っていき4、5番手で1コーナーに入ります。2コーナーから向こう正面でやや掛かり気味になりますが、抑えて2列目の一番外で折り合いが付きます。そのままのポジションで道中は進み、3コーナーから追い出し直線に入るところで先頭集団に並びかけます。直線では先に抜け出した馬を残り200mで捉え、残り100mで前に出てそこから突き放して最後は流す余裕がある完勝でゴールキャロットクラブ公式HPより24/3/31 稲垣厩舎31日の中山競馬ではまずまずのスタートから道中は外の4~6番手を追走する。いい手応えで勝負どころを上がって行くと、直線は力強く抜け出して優勝。「初めて競馬で跨るのでどんな馬か探るように返し馬でおろしましたが、真面目過ぎるくらいのところがあって、返し馬ではちょっと止まらないかも…と思ったくらいです。それでも競馬では宥めつつリズム良く走ってくれて、終始いい手応えで追走できました。直線はいつ抜け出すか考えられるほど余裕がありましたね。いいタイミングで騎乗依頼をいただき、ありがとうございます」(岩田康騎手)「気を抜かないかはひとつポイントでしたが、さすが岩田さんと言う感じで、今日は完璧に乗ってくれたと思います。終始楽な手応えのままで、最後まで安心して見ていられました。正直、返し馬では真面目過ぎるくらいの感じだったので今後のブリンカー着用等は改めて慎重に考えていきますが、この時期の未勝利はとにかく勝つことが大事ですし、正直、かなり人気もしていたのでホッとしましたね。前走からの続戦だった分、より慎重に心身の状態を確認してから今後を考えていきます。今日はご声援いただき誠にありがとうございます」(稲垣師)ダートへの条件替わり後は4着、2着と悪くない競馬ができていただけに、今日はキッチリ決めたいと続戦の上、勝負に臨みました。返し馬など真面目過ぎるくらいの様子もあったため、もう少し気持ちにゆとりがあってもいいように思えましたが、競馬ではしっかりリズムを整えて直線へ向かえ、最後までしっかり脚を使ってくれました。今後さらに力をつけながら、上のクラスでも好走を期待したいところです。この後は、レース後の状態を見てからどうするか判断していきます。新馬戦を見た時は勝ち上がりは絶望としか思えなかった馬が勝ち上ってくれたのは感無量です。芝なのにダートより遅いペースだったのにいくら押してもついて行けず、最後も全く伸びないと言うどうにもならないレース内容でこれでダートがダメなら完全に終わりと言う感じでしたからね。2戦目のダートで一変とまでは行きませんでしたが、一応勝負にはなる目途は立ちました。ただ、馬群には入っていけないし、常に追い通しで前傾気勢がないと言う感じで課題は沢山ありました。明らかに馬が変わったと感じたのは2戦目の後の放牧を挟んでの3戦目でした。スタートから出していくことが出来てすんなり先行でき、道中も馬なりで追走できていました。ただ、勝負所の3コーナーでスピードが上がった時に付いて行く事が出来ませんでした。最後は追い上げていただけにこれが次の課題でした。そして今回もスタートは普通でしたが押して先行する事が出来て、今まででは考えられなかった掛かり美味に前に行く事が出来ました。まあ、掛かるのは良いとは言えないので前傾気勢を保ちつつ、きっちり折り合えるようになって欲しいです。そのおかげもあってか今回は勝負所で置かれることもなく、上がりは最速できっちり勝ち切ってくれました。そして心配していた斤量増も無難にこなしてくれたのは大きいです。馬格が小さい馬だけに間違いなく影響はあったと思いますが、これをこなしてくれたのは今後特別レースに出走する事になった時などに斤量の心配しなくて良いのはありがたいです。それにしても岩田親父は流石の騎乗でした。多少ズブい馬だけに道中あんなに抑えて大丈夫かと思いましたが、そのおかげか3、4コーナーでもしっかり付いて行って最後の直線でも切れました。上がりも最速で上がり2位の馬より0.8も早かったですからね。放牧ごとに良くなっていたので勝ち上った今回はしっかり休んでさらなる成長をして欲しいですね。今回の走りを見ると中山だけでなく東京でも十分走れそうです。1600mは短いでしょうから走るなら2100mでしょう。距離はそれくらいなら持ちそうだとは思うのですが。最優先で出資したルミナスティの引退が決まった直後に追加募集で唯一当選したこの馬が勝ち上ってくれたのはありがたい限りです。この世代としても先週のチェルシーに続いての勝ち上がりで2頭目です。勝ち上がりゼロまで見えたところから2頭だけとは言え勝ち上ってくれたのは嬉しい限りです。