テーマ:★お菓子★(2762)
カテゴリ:<食品>
前回のつづき、『ドライフルーツの羊羹』と一緒に取り寄せた wagashi asobiの『ハーブのらくがん』6種類。 パッケージはシンプル。 原料は、砂糖・寒梅粉・(それぞれのフレーバー)・オリゴ糖。 「寒梅粉(かんばいこ)って何だ?梅の粉?」 と調べてみたところ、梅の粉…ではなくて 新米を餅にし白く焼き砕いたものを『微塵粉(みじんこ)』といい、 それをさらに篩(ふるい)にかけたものが『寒梅粉』という、らしい。 梅の時期にそうしたことで『寒梅粉』と。ほぉぉぉ。 ちなみに関東では『みじん粉』、関西では『寒梅粉』というとか。 何の形/模様だろう。葉っぱ? 『抹茶』以外は、メインの食材の粉末がこんな具合に分かります。 淡いピンクは『苺』。 【苺】は、とてもとても美味しい! 香りから苺の凝縮した甘さが広がり、 口に頬張れば、果実の甘さ、砂糖の甘さのバランスが素晴らしい。 小さな頃に母が作ってくれていたイチゴジュースの思い出&味覚が甦る素朴な味。 【柚子】は、果汁よりも果皮の渋味が強く出ている味。 苦味は食べたあとも数分は口の中に残る。 ややクセはあるけれど、本物ゆえに感じる自然の味ともいえる。 個人的には果汁のフレーバーが表にきてる方が好きだけど、 きっとそうなると普通の柚子味、となって陳腐なのかもねぇ。 グリーンは『抹茶』。 【抹茶】そのまま、抹茶。 抹茶の粉末のなめらかさが、砂糖とよく馴染み口溶けの良さはこれが一番。 固形抹茶という感じ。 抹茶は飲み物は好きだけど、お菓子のフレーバー(ケーキ、アイス)としては苦手。 しかし、これは素直に美味しいと思えました。材料がシンプルだからかな。 後味もさっぱりしていていい。 【ローズマリー】は6種類のなかで一番フレーバーの味が強かった。 ハーブそのものも香りが強いけど、この落雁は多めに配合されているのか かなりしっかりと主張する仕上がりになっていました。 ローズマリーは西洋料理という先入観があるため 口にすると和菓子としての受け入れが正直難しい。 すぐにローズマリーがぐぁぁぁーと広がり、だけど甘いという。 清涼感はいいけど、個人的に好みではない。 ローズマリーに慣れた西洋人なら頷く味なのかなぁ。洋酒の肴にもいい? 【ハイビスカス】は、一番濃いピンク。 舌の上で転がし表面を溶かすようにすればまろやかな酸味、 ハイビスカスの粉末を噛み砕くことでしっかりとした酸味を感じます。 たしかにハイビスカス! ハーブティーのハイビスカスは苦手なんだけど(酸味が強いハーブは苦手) これは砂糖がどっしり入っていることもあって 酸味に甘味が混ざり合うことで美味しかった。 西洋ハーブ3種のなかでは一番美味しい。 【カモミール】は、手にして鼻に近づけると、ふわーっと香りが分かる。 カモミールは好きなハーブということもあり、 ローズマリーほどギョっとすることなく受け入れられたフレーバー。 だけど、和菓子、落雁というイメージを持つとやはり違和感はある。 変わったネタを食べることが好きな人に全種類贈ると楽しんでくれるかも。 私がリピートするなら、『苺』&『ハイビスカス』。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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