テーマ:香水(937)
カテゴリ:<香水>
今年は何にしようかと選んだ2本が コーダリーのオーフレッシュシリーズ最新作『オードヴィーニュ』 そしてブルガリ『オムニアパライバ』。 ブルガリのレギュラーボトルで使った香水は 『プールオム』『プールファム』 オパフメシリーズ『オーテブラン』『オーデヴェール』『オーテルージュ』。 (直近だと2008年に試香した『ジャスミンノワール』) このなかで一番トロピカルなのは『パライバ』 宝飾ブランドのブルガリらしい宝石をテーマとしたオムニアシリーズ。 パライバとは『パライバトルマリン』のことで ブラジルのジャングルやビーチからコンセプトを得たもの。 緑がかった眩いブルーボトルは 南国の白い砂浜に青い海…を想像するときのあの色
フローラルフルーティ トップ:ビターオレンジ、パッションフルーツ ミドル:パッションフラワー、ガーデニア ラスト:ベチバー、カカオ スプレーするとまず広がるオレンジはビター感のあと、爽やかな甘みのある香り。 それにパッションフルーツが重なりフルーティーなトロピカルさが展開するここまでが2-5分。 そこから少しパウダリーっぽい甘さがパッションフラワーなのかな? ガーデニアは、湿度が高い時/日に表情を見せる程度。 カカオは甘さとベチバーがシックでエキゾチックな甘みに。 このラストで思い出したのがナオミキャンベル『エクザルト』。懐かしい! 共通項『オレンジ』『パッションフラワー』『ベチバー』に似通ったものを感じたのかも。 『エクザルト』は2001年の作品でたしか1本使いましたが、 冷凍されつつある老いぼれ記憶から呼び起こせたことにはちょっと驚きました。 トップからミドルの前半あたりは一般的に好まれやすい流れで、 ミドルの後半からはちょっとクセはあるかも。 私は体調がすぐれない時はミドル&ラストは香りが渦巻くようで酔いそうなタイプ。 この『パライバ』をフルーティ×トロピカルと表現すると ・トロピカルだからやたら甘い ・20代の若い人向け ・ボトルカラーのブルーからマリン/オゾン系? と、類型的な香りと受取られるとそれは誤りで、 確かに20代から似合う香りですが、一辺倒ではなく研ぎ澄まされたモダンな作品。 私は50代以降でも夏に『パライバ』を纏う女性は果実の甘さがあっても 「あ、カッコイイ!」と振り返るイメージです。 ボトル(25ml)は、ころーんとした横たわる宝飾的なデザイン。 でも、私は自立してくれる香水ボトルが好きw お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.08.04 17:53:18
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