テーマ:香水(950)
カテゴリ:<香水>
【コンセプト】 2002年発売。 南フランスの摘み取ったばかりのフレッシュなローズをフレグランスに再現。 ペールイエロー、ほぼ白の古典的なローズに触発されています。 シトラスの香りがアクセントで バラとマテ茶などが気持ちをリフレッシュさせながら穏やかに。 “Zest/ゼスト”とは『趣、風味、熱意』といった意味。 (柑橘類の皮での『風味』) 【調香師】 デルフィーヌ・コリニョン/Delphine Collignon フランソワ・ロベール/François Robert ・La Rose de Rosine/ローズ ド ロジーヌ(1991) ・Rose d’Ete/ローズ デテ(1998) ・Ecume de Rose/エキューム ド ローズ(2002) ・Un Zest de Rose/ゼスト ド ローズ(2002) ・Une Folie de Rose /フォリー ド ローズ(2004) ・Rose de Feu /ローズ ド フュ(2005) ・Rose d’Homme/ローズ ド オム(2005) ・Diabolo Rose/ディアボロ ローズ(2007) ・Rose Kashmirie/ローズ カシミール(2007) ・Un Zephir de Rose/フォリー ド ローズ(2008) ・Lotus Rose/ロータス ローズ(2012) 【香調】 シトラス・ローズ トップ:レモン、ベルガモット、オレンジピール、ドライフルーツ ミドル:ローズ、グリーンティー、ジャスミン ラスト:マテ茶、アンバーグリス、ムスク ■感想:私の好み度<85-90> フルーティーローズ スプレー直後から数分は、かなりリアルなローズ。 ローズの花束に顔を近づけ吸い込んだ時の花と茎葉の香り! くどくないやさしい甘さでおだやかなローズ。 その後はローズは中心にありながらもリアルさからは離れていき、 レモン、ベルガモット、オレンジピールなどのシトラス風味、 つまり作品名の『Zest』にあたり、 ほどよいビターさと爽やかな甘みが広がります。 そのシトラス感も少し角が取れていくとグリーンティーを感じるように。 ジャスミンは表にでてくることはなく、ローズメイン。 とはいえ、ローズローズしているわけでなく、 シトラス、グリーンティーのエッセンスをふわっともたせ 爽やかなそよ風のようなローズ。 ラストのアンバーグリス、ムスクも強くでないので、 パウダリーよりフローラル&フルーティーをメインに感じたい人におすすめ。 逆に香水らしいどっしりとした骨格、個性を求める人には物足りなさがあるはず。 ■拡散性・持続性 拡散性はやや低め、持続性は普通。 ■季節 季節は春から初夏、3月から7月。 秋冬もライトなフローラルを好むなら通年。 ■年齢 年齢は20代以降。女性向き。 清潔感とほどよい華やかさを持ちオフィスでも好印象。 ■似てるかも? トップのリアルなローズが落ち着くと エリザベスアーデン『グリーンティー(1999)』ローズ版? トップ:ベルガモット、キャラウェイ、ルバーブ、レモン、オレンジゼスト ミドル:グリーンティー、ペパーミント、ジャスミン、カーネーション、フェンネル、セロリシード ラスト:アンバー、オークモス、ムスク 『Zest』つながりで… コーダリー『ゼスト ド ヴィーニュ(2011)』 トップ:アマルフィレモン、グレープフルーツ、プチグレン、ベルガモット、オレンジブロッサム ミドル:ビターオレンジ、オレンジ、マンダリン、グレープ、ウッディ ラスト:オークモス、パチュリ 『シトラス風味』は似ておりローズやフローラルから離れた作品を試したい方におすすめ。 ■リピート ロジーヌで日本一番人気な作品はこの『ゼストドローズ』。 私も御多分にもれずロジーヌ上位に入ります。 個性はないけれど幅広い気分に馴染む香り。現品購入予定。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.03.22 03:00:00
コメント(0) | コメントを書く
[<香水>] カテゴリの最新記事
|
|