|
カテゴリ:シロとクロ
我が家の愛犬シロが出産した。
もう臨月で、昼間など暑くてハァハァいっていたのだが、 なかなか生まれないなあと思いながら、 昨日の朝、玄関のドアを開けると、シロが、颯爽と 草むらの前を歩いている。 あれ、なんだかおなかがすっきりしてるぞ! シロは草むらの奥深くに、さっさっと姿を消した。 これは生まれたな。 犬の出産はもう3回見ている。 1度目は、メリーという犬だったが、夜中、なにか、ウエーウエーという泣き声が聞こえるなと思って、 外へ見に行くと、うちの車の中にもぐりこんで出産していた! 2度目はシロ、前回、1匹だけ生んだのだが、そのときもちょっと隠れたところに穴を掘って、そこで生んでいた。 そのときは、娘が、子犬がかわいくなくてしようがなく、 ほとんど一日中、子犬の隠れ家から離れず、だめだというのに まだ目も開かないうちから、抱っこしたり、うちの中へ持ち込んで 家中が蚤だらけになったり、ほとほと困った。 結局、そのたった1匹の子犬は、死んでしまって、 娘はワンワン泣きじゃくり、お墓や仏壇まで作らされ、何より、彼女の悲しむ姿がみてられず、つらかった。 なので、今回、子犬が産まれたことを、敢えて、しばらくは言わないつもりでいた。 ところが、だんながあっけなく、公表してしまった。 やつは、秘密ごとは絶対出来ない。 「王さまの耳はロバの耳ー」と、穴を掘らずに、人に言ってしまうタイプだ。 すると、おばあちゃんちで従兄弟と遊んでいた娘は、すっ飛んで帰ってきた。 それからは、10分ごとに「ママィ、わんちゃんみにいってもいーい?」と聞く。 だめといったところで、勝手に行くに決まってるのだ。 「まだ触っちゃだめだよ。子犬は、シロが面倒見るんだからね!」 というと、「はーい」 と返事はいい。 でも、見てるとはらはらする。 今日も朝起きるなり、一緒に体操しよっか?というと、 「ううん、体操したくない。 それより、ちょっとだけ、犬見にいってくるね」 と言ったまま、まだ帰ってこない。 今回は4匹生まれた。 私はまだ見てないが、白いの2匹、黒いの1匹 茶色いの1匹だそうだ。 そして、その4匹のうち、1匹も人にあげない、全部うちのものだ! と言い張る娘。 なんだか頭が痛い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.03.28 20:12:36
[シロとクロ] カテゴリの最新記事
|