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テーマ:★☆沖縄☆★(2838)
カテゴリ:沖縄・琉球
素晴らしい海と空の景色を眺めているとピンポ~ン♪とチャイムが鳴った。
ガス屋さんだ。 実は今日からシャワーが使えるよう昨日ホテルから沖縄ガスに電話をしていたのだ。 ヨッシャ、これで今夜は『ちゅらーゆ』に行かなくても済むぞ。 (ホントはちょっと行ってみたかったんだけどね♪) さてのんびりしているわけにはいかない。 ボクはまだ沖縄県民にはなっていないのだ! ということで車に乗って一路『北谷町役場』へ。 ちょっと高台にあるためそこから見える景色(北谷の海辺が一望できる)は素晴らしいのひと言。 「ここでお洒落なカフェとかすればいいのに」と思いながら住民登録と印鑑登録をする。 なにせ人口3万人弱の町なので役場もそんなにデカくはなく「次は5階、次は3階…」と行かされることもなくスムーズに、しかも数分で登録終了。 なによりも対応してくれた職員の方がみんな“うちなーぐち(沖縄ことば)”なので、いかついオジサンでも可愛く見えた(笑)。 健康保険の登録をする時、担当の方が若い可愛い女性だったので「ここは眺めがすごくいいですね♪」と声を掛けたらモジモジしながらも「あ、はい…、ここは高いところにあるので景色が…」と照れながらまじめに説明しだした。 < じゅ…純粋すぎるーっ♪ これだよ! これこそボクが追い求めていたユートピア! 沖縄大好き♪ 北谷大好き♪ 心が洗われるね~♪ その後銀行と郵便局に行き口座を作る。 帰りにコンビニでポーク玉子おにぎりとさんぴん茶(定番)を買った。 部屋に帰ってもTVも無けりゃCDも聴けない。 『No Music, No Life』のボクには拷問の夜だと思ったが、窓から見える美浜の観覧車と静かな波の音がまるで映画のワンシーンのようで寂しさなど微塵もなかった。 一夜明けて7/3の朝を迎えた。 カーテンを開ける。 目の前に広がる真っ青な海と空!! この感動は一生忘れないだろう。 宮本亜門さん@南城市がご自宅を開放して多くの人に見てもらいたくなる気持ちがわかるよ。 ボクもはやく友達呼んで見せびらかしたい(笑) さて今日は引越の荷物と家電製品がごっそり配達される日。 果たしてどちらが先にやってくるのかもわからず、じっと部屋で待っていた。 何もない部屋を海からの風が通り抜ける。 潮の香りがまだ慣れないが沖縄の蒸し暑いイメージとは程遠い爽やかな風が気持ちいい。 ピンポ~ン♪ 最初にやってきたのは電器屋さんだった。 若い男性2人、すでに玉のような汗をかいていた。 そりゃそうだ、洗濯機・冷蔵庫・TV台・ガスコンロ・電子レンジ・炊飯器(TVは在庫の都合で明日に)。 それらを4階まで持ってきてくれたのだ。 お疲れ様でした。 しかも洗濯機とかも全部設置してくれて、おまけに帰りにはダンボール箱まで持ってってくれた。 ありがと♪ ボクはなーんもせずに見てただけ(笑) サービス満点☆ベス●電器 ピンポ~ン♪ お兄さんらが帰ろうとした時、引越屋さんのトラックが到着した。 ナイス・タイミング しかし実はこのトラック、本来ならもっと早く到着するはずだったのだ。 さかのぼること3時間…、「すいません…タイヤがパンクしちゃって(汗)」と電器屋さんが来る遥か前に電話がかかっていた。 「いいですよ♪ ゆっくり気をつけていらしてください。」とロマ。 ようやく次の電話がかかってきた時は電器屋さんが荷物を運んでいる最中だった。 「すいません…迷子になりまして…」って(笑) どうやらその人の記憶していたウチ周辺は近年かなり様変わりしていたらしく近所をぐるぐると回っていたらしいのだ。 なんとか電話で道案内をしてようやく到着。 うちなーぐちが愛らしい50代のオジサンだった。 ・・・・ひとりだった(ぇ? 仕方ないのでボクも運ぶことに(汗だく) 値切ったツケがここで回ってきた 荷物は極力抑えたのでPC関係の4箱とCD/DVDの約30箱そして洋服などの身の回り品5箱くらいだったかな。 とはいえ狭いエレベーターにギュウギュウ詰めでオジサンと2人が乗り込む。 一気に汗が吹き出る。 それでもDJロマネスクは大活躍! 最後オジサンに「ウチで働かないか!」と誘われてしまったほどだ(笑) そう、結構肉体派DJなのだ。 すべて部屋に上げるとオジサンはなぜかベランダに出て涼みだした(笑) そして「昔ここは軍の船が出入りしてて…」と自分の若い頃の話をし始めた。 その展開に度肝を抜かれつつも“この人も純粋だなぁ~♪”とますます沖縄が好きになる自分に気付いた。 風がとても気持ちよかった。 シリーズ『沖縄移住への道』 完 注: ボクとオジサンではありません お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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