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カテゴリ:戯言
中2から中3にかけてお小遣いはすべてレコードに費やした
当時の記録(生徒手帳)を見返すとその涙ぐましい努力が窺われる ロックを聴く数少ない友人とのレコードの貸し借りやら情報交換など子供ながらにいろいろと考えていたことがわかる そんな中レコード会社の廉価盤による企画は本当にありがたかった 中でも日本フォノグラム系列のヴァーティゴレコードによる【ロック・スーパー・コレクション】は素晴らしかった! 1978年1月のラインナップはこうだ この時ラッシュ『閃光のラッシュ』、ナザレス『威光そして栄誉』と『ラザマナス』、そしてブラック・サバスの『血まみれの安息日』を買った ブラック・サバスに関してはこのアルバムがボクにとって初サバスであった (ちなみに翌2/25の第2弾ではスティーヴ・ハケット『侍祭の旅』、アンジュ『新ノア記』、ヴァン・ダー・グラフ・ジェネレーター『精神交遊』を買っている ←プログレばっか) ブラック・サバスはそれまでディープ・パープルを揃えて始めていたため出遅れた形となってしまった…まぁそれでも次の年までにはデビュー作以外は全部揃えていたんだけどね でもやっぱり最初に買ったこの『血まみれの安息日』は思い入れが強い 当時は世間でもサバスがオンエアされれば大抵はこのタイトル曲がかかっていた ←この年には既に『サボタージュ』と『テクニカル・エクスタシー』までリリースされていたにも関わらずだ まぁそれほどインパクトが強かったこのリフ! 【BLACK SABBATH - "Sabbath Bloody Sabbath" (Official Video) 】 途中で曲が切れてしまって残念、、、、 昨日も書いたがそれまでの初期4枚は闇の世界を全面に出した暗くて重い作品だったが、この『血まみれの安息日』(邦題としては一番おどろおどろしいのだが…笑)は若干明るいメロディも取り入れてて悪魔崇拝的なコアなヘヴィロック・ファンだけではなく一般の(?)ハードロック・ファンをも取り込んだ記念碑的作品となった この曲もその特徴を顕した一曲である 【Black Sabbath - Looking For Today 】 なんと晴れやかなリフだろう(笑) この曲と続くラストの『Spiral Architect』の流れは悪魔が浄化されたような爽やかささえも感じるのだ 本当に聴きやすい作品に仕上がっている だからこの時ポスト・ディープ・パープルとして評判となっていたこともありメインで買ったナザレスの2枚が霞んでしまったわけ 完全にサバスにハマッてしまったのだ これらのレコードを買った翌々日の1/30にはサバスの『サボタージュ』を買いその約1ヵ月後には再び貯めた小遣いで『テクニカル・エクスタシー』を買っている そう、前出のプログレ3枚を買った時だ! お年玉も底をつきかけキツキツなお財布状況である 、、、ていうかその頃に本格的にプログレにも目覚めてしまったため結局サバスの初期4枚は安い輸入盤で揃える羽目になってしまったのであった 【輸入盤CD】【ネコポス100円】Black Sabbath / Sabbath Bloody Sabbath【K2016/8/5発売】(ブラック・サバス) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年11月18日 13時31分40秒
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