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テーマ:輝かしき時代の洋楽!(80)
カテゴリ:ミュージシャン
「愛の休日」
ポルナレフの大ヒット曲のひとつでファルセットがもの凄く美しい作品である 【愛の休日/ミッシェル・ポルナレフ Holidays/Michel Polnareff 】 なんという美しさ! 昨日紹介した「忘れじのグローリア」とはまた違った魅力に溢れる楽曲です そろそろリバイバル・ヒットしそうな予感(CMで使われたりしてね) ところで、このボーカルを聴くと思い出す人がいる 超意外と思われるだろうけど、それはNOVELA第3期のボーカリスト”宮本敦”さん 前ボーカリストの五十嵐久勝さんという絶対的なアイコンからバンドの顔を引き継いだプレッシャーは察するに余りある、、、かのYESの2代目ボーカリストのトレヴァー・ホーンの場合に匹敵する状況であったと思う 当時はリーダーの平山照継をして”七色の声を持つ”ボーカリストとして紹介されたのだが残念ながら第3期1枚目のアルバムではすべてが未消化で平山氏が新たに求めた音楽は中途半端な印象が拭えなかった だが、2枚目の『ワーズ』で早々と新生NOVELAは最高傑作を作り出した 前作では余りにも拙かったポップ感(歌詞を含む)も100倍洗練され超一流な作品となった印象 更に特筆するならば宮本敦というボーカリストの飛躍的なボーカル力の向上である デビュー当初に言われていた七色ボイスがようやく実証された形となった 例えばこの曲、、、、 【NOVELA 傾く日差しに・・・】 ファルセットを主体としたボーカルはバックのサウンドと相まって非常に華麗で気品に満ち溢れている 途中のフランス語もその煌びやかさを更に演出している こんなにも素晴らしい上質な音楽を生み出した第3期NOVELAは残念ながらこの最高傑作を最後に解散してしまった 本当に惜しい この方向性で次のアルバムを作っていたのならば、、、、溜め息しか出ない だけど 当時”NOVELA”というバンド名ではこの先どんなに素晴らしい作品を作っても日本では売れなかっただろうね 平山氏も言ってたがバンド名を変えなかったことが大きな失敗だった、みたいなニュアンスで発言していたのだけれど正にそれこそが核心だったと思う それにしてもこの宮本さんの歌声、「愛の休日」でのミッシェル・ポルナレフに似てない? 非常にセンシティヴで美しくお上品♪ 宮本さんにはもっと歌って欲しかったな、、、、 ミッシェル・ポルナレフ / シェリーに口づけ〜ベスト・オブ・ミッシェル・ポルナレフ(SHM-CD) [CD] Novela ノベラ / ワーズ 【Blu-spec CD】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年02月10日 16時01分40秒
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