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カテゴリ:戯言
で、昨日の続きーーーー
『コーナーストーン』がヒットしたので次の『パラダイス・シアター』はレコード会社がプッシュしてくれたおかげかジャケットが見開き仕様に復帰、レコード盤自体にもお金をかけてくれるようになった (ちなみに1980-81年にリリースされた2枚のベスト盤はシングル・ジャケットだった) 元々コンセプト・アルバムなのでストーリーを元にジャケット画を描きやすいってのもあるけどこのジャケットは内容にシンクロしてて良い 裏ジャケットも工夫してある ↓ ねぇねぇ、よく見てみて 上下が逆さまなの 画像が小さくてわかりずらいかもだが要はダチョウ倶楽部の竜平さんみたいにクルリンパ♪って裏返しても天地が正しく見られるってわけ あと、見開きを開けた内ジャケットが縦構造になっているのも良い感じ まぁこれらジャケットに関しては言うほど食いつきはしないだろうから本題へ行くよ このレコードの一番の売りはレコード盤そのものにあるわけ ちょっと見てみよっか とりあえずレーベルを見てみよう A面とB面が表側にだけ書かれている …ということは裏面には何か仕掛けがあるに違いない! はい、クルリンパ♪ レーベルはほとんど無地で真っ黒だが見るべき所はそこじゃない なんとレコード盤に特殊な仕掛けがしてあり絵や文字が浮き出ているのだ よく見ると上の画像(1枚目)に貼ってある歌詞カードの図柄が描かれてあるようだ 虹色に光るのがちょっと感動!! どういう処理がなされているのかはよくわからないがよくあるピクチャー・レコードとはまた趣の違ったお金の掛け方でアナログ・レコード・マニアには堪らない仕掛けだね CDでは出来ないお遊びよ♪ 【Styx - The Best Of Times (Official Video) 】 もう完全に違うバンドになった感がある ちょっと語弊があるかもだけどまるでクイーンのような、またはスーパートランプのようなコーラスを前面に出した非常にポップな楽曲である もっと言っちゃうと”ROCK”とも言い難いようなポップ感 大昔のスティクスを知ってる人は(特にプログレ・ファンは)完全に魂を売ったと感じただろうね(笑) ただそれはそれで素晴らしいクオリティなので全然OK!! 問題はこのヒットを良いことにちょっと暴走してしまったかと感じられる次作『ミスター・ロボット』(1983年)だろう ディスコのリズムが聴こえてきた時は”こいつらマジで魂売ったな”と思ったわ てかもうELOみたいになっちゃってたな(笑) 話題性も加わりヒットこそしたもののこれを機にバンド内でひと悶着ありバンド活動が停止する羽目に… 次のアルバムを発表するのに7年も費やす事になってしまったわけ しかもダム・ヤンキーズが忙しかったためトミー・ショウ不在 →但し1995年に復活 まぁその後もイザコザは続き今度はデニスが出て行くことに… 裁判までするほど関係は悪化し完全に崩壊 結局新ボーカル体制で今も活動を続けている(トミー・ショウは今もいる 笑) パラダイス・シアター(初回限定盤 紙ジャケット) [ スティクス ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年03月28日 12時40分59秒
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