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テーマ:イギリスの旅(38)
カテゴリ:戯言
それはもういつだったかさえ思い出せない数十年前の出来事である
前職の貿易商社に勤めていた頃、ドイツで楽器の展示会がありボクは会社の先輩方と日本での新規マーケット商品を商談すべく参加したわけ (ちなみにその時にボクが契約してきたドイツのとある工房のベースギターをドリカムの中村さんが『WONDERLAND'95』で弾いてくれている♪) その出張のあとボクは全然関係ない部署だったのにイギリスへの輸出担当の常務(とても優しい人)と共にロンドンへ渡った 実際にそこで仕事をしたのは常務ひとりでボクはというと2日間まるまるフリータイム! カバン持ちでさえなかった(笑) つまり会社の金でロンドンひとり旅をしたようなものである ただ当時はスマホもなくほとんど行き当たりバッタリな散策であった とは言えピカデリーサーカスやビッグベンそしてバッキンガム宮殿と大英博物館は調べて行った 楽しかったなぁ~♪♪♪ さすがに1人で乗る地下鉄はメチャクチャ怖かったけどウキウキとワクワクが止まらなかった さて、腹が空いてきたのでブラブラとご飯屋さんを探した、、、、がこれがなかなか見つからない いや、無いわけではなかったがとっても入りにくそうなお店ばかり 日本のように開放的なお店ではなかったわけ で、ピカデリーサーカスから少し歩いたところに中華街があってね ここなら知ってる料理とかもありそうだし、と思って物色した まぁ本当に店舗の様子とかは映画で観た事のある海外のTHE中華街ですよ さっき書いたように開放的な様子ではなかったので少し怖さもあり緊張した メニューを見るとやっぱり少々高めなお値段 その中ではラーメン系が安かったのでそれにした 忘れもしない「鴨ラーメン」 実はこの時時間が遅かったので店には客がボク1人だったわけ メチャクチャ心細くて、しかも無駄に広くてさ、、、、 ぶるぶる震えていたその時、小さな子供2人を連れた家族連れが入ってきてね めっちゃ安堵した! ”普通のお店だったんだ……”てね(笑) いや、以前寺内タケシさんとの仕事のブログを書いた時にも書いたけどボクは大昔に見たブルース・リーの映画の影響で中華料理店ってのはとても危険なイメージがあってさ(中国系マフィアが裏にいるとか←ごめんなさい) さて、ようやく本題へ しばらくしてようやく愛想の無い店員が鴨ラーメンを持ってきた 意外と美味しそうだった♪ さすがロンドンの中心地でお店を続けているだけある そして中国的な箸で食べたわけ(割り箸とか当然無いからね) すると熱い視線に気がついた 斜め向こうに座っている家族連れのお父さんがどうやら睨んでいるようだった あ、音か、、、、、 ラーメンをすする音がマナー違反だったのか??? 向こうにしてみれば子供の前で汚い音を立てるな!って感じだろうな だがラーメンは音を立ててすするのが美味い食べ方なのだ うぅぅ、どうしよう、、、、 味を優先するかマナー、というか子供の教育を優先するか!? とりあえず鴨を食べながら両肩に乗った天使と悪魔の言い分を聞いた そして出した答は、、、、、 すするのを止めた(爆死) 【Thin Lizzy - Chinatown】 ボクが入ったお店はもっと広くて綺麗だったよ(笑) あ、ちなみにだけど、この出来事に懲りて次の日はマクドナルド一択よ(小心者) 【輸入盤】Chinatown [ Thin Lizzy ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年07月05日 22時07分34秒
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