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カテゴリ:ストレージコラム
ストレージベンチマークのNewsが来たので早速ネタにしてみるえぬですよ。こんにちは。
車でもパソコンでもベンチをかける!というとその機械の能力測定をするという意味合いになりますがことストレージでは、ようは速いか、遅いか?ということの目安になる数値になります NASでお使いになる場合には、SPEC SFS というベンチマークを使います。 詳細は こちら 代表的なメーカーと数値を挙げると ・EMC Celerra NS20 Multi-protocol Storage 22248 ・EMC Celerra NS80G Failover Cluster 2 Xblade60's (1 stdby) 43318 ・NEC NV5300, 2 node active/active cluster 14342 ・HP ProLiant DL585 G2 Storage Server 35164 ・NetApp FAS3040A 60038 ・NetApp FAS3070A 85615 ・NetApp FAS2050 20027
といった感じです。NAS(NFS)のベンチマークですからSANと違い、NASヘッドに搭載しているOSに依存する結果になりやすいですね
で今日仕入れたネタは、SANにおけるベンチマークです。一般には SPC というベンチマーク数値を基準にします。どちらのベンチマークも第三者機関がテストを行いその構成まで出てくるので、ある意味嘘はありませんが、あくまでも基準、目安であり、自社のアプリでどこまで対応できるかはわかりません。SPCについては 富士通さんのサイトに詳しく解説されています。 うちの製品をSANもしくはiSANで使うお客様は国内では少ないです。なぜかというとまず各社既にSANの製品を持っているからです。富士通ならEternus、IBMならDS、日立ならAMS,USP(サンライズ)と販社さんからみて、SAN構成におけるうちを使うメリットが無いし、経験も無い、実績も無い、数字は自社製品の方がいいということで拡販が難しいわけです。 またNASはいいけどSANはどうなの?みたいな噂があります。どうなの?といわれてもな~意外にいいですよとしか言えなかったのですが、やっとSPCの数値が出ました。これで横並びで比較できます。代表的なメーカの数値を書くと ・NetApp FAS3040 Snapshot無し 30,985.90 Snapshot有り 29,958.60 Snapshot無し 24,997.49 Snapshot有り 8,997.17 ・Fujitsu Storage Systems ETERNUS3000 Model 600 ・Fujitsu Storage Systems ETERNUS6000 Model 800 69,241.73 200,245.73 24,005.54 ・IBM TotalStorageR DS4500 (non-mirrored write cache) 24,507.22 ・IBM TotalStorageR DS4500 (mirrored write cache) 18,447.55
となっています。これから見て取れるのは、スナップショット有り、無しでのパフォーマンス問題が有るか無いか、ということと意外と悪くない数字を出しているということです。遅いイメージが先行しているのですが、SAN、ISCSIでもパフォーマンス劣化がほぼ無いのが特徴です。
お一ついかがですか?(笑
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Last updated
Jan 30, 2008 02:30:41 PM
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