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2009/01/13
カテゴリ：哲学
諸行無常。
この世にある一切のものは、遷流推移して、 常住不変のものはナイ。  人の身も、世間も、草木も国土も一切の事物はみな  刹那に生滅して死滅転変を免れることは出来ない。 時間も然り。 時間を唯物論的に見た時、世の中の事象と伴に変わり行く。  流転の中に住む人間は、 目前の現象に囚われ、迷い、煩悩から逃れられない。  それならば、 万物は流れ去り、また生まれ出ずる。と言う普遍を悟り、 変転・生滅の過程だけが永遠であると考えよう。 これは、仏教的な教えであり、日本人は日本的に捉える。 似たような考え方は、西洋にもある。 「パンタ・レイ」と言う。 ギリシャの神殿に刻まれている。 なにを、理屈っぽいことを、やたら難しく言っているのだろうか・・！？  なにも  難しいことじゃ、ナイ！！  明日ありと 思う心のあだ桜 夜半に嵐の 吹かぬものかわ。 万物流転、諸行無常が それ自体、現実否定的観念から出発しているからとは言え、 消極的な人生観、世界観に終わってはいけない。 その時のその事象は、この時のこの事象とは違う。 時は流れる。 過去も現在も未来も、一連の流れの中で留まることはない。 昨日のわたしは、今日のわたしじゃない。 わたしは、だ～れ？ ここは、どこ？？  ってなことを、前にも言った。  いつまでたっても、方法論でしか世の中を見ない、 いや、見ることの出来ない輩が多いことヨ・・・ (-_-メ) 難しいことを言うつもりは、無い。 ただ、 その日その日を機嫌よく行きたいものだ。。。  お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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