おん歳８０歳の三浦雄一郎さんが、

エベレスト登頂に成功したそうだ。



あの歳で、身体を鍛え、

老体に鞭打って山に登るだに、スゴイことである。





あたしゃ、最近、

太鼓やら釣りやらアレやらと、腰を使うことが多く、


万年腰痛・・・・・息苦しいほど・・





左足の甲の左側が痛くて、歩くのもイヤなくらい。


地下鉄の階段なんぞは、

昔ゃ２段飛ばしで上がったもんだ。

が、

今や、１０メートル走ったらブッ倒れるに違いない。







高校生の頃から大学生時代にかけて、

よく山に登った。　


一番、金の掛からない趣味であった。



お母様から、「冬山とロッククライミングだけはやらないように！」

とのお達しで、


専ら「縦走」。　　ベーキングパウダーではない。。



デッカイ荷物を背負って、

上っては下り、下っては上り、

３・４日かけて山脈を渡り歩く。




「なんで？」

「そこに山があるから！」・・・




北海道の山は、北は利尻岳から、大雪、十勝、日高・・・・





三浦さんは、一応アタシの大学の先輩になる。らしい。　学部は違うが・・



立派なものである。

冒険家の心理など、凡人に理解出来るわけはないわけで、

決して「やりたい。」などとは思わない。


なんたって、１０メートルで死ぬかも知れない。　




大勢のサポート隊が付いて、エラくお金も掛かるんだべナ。


なんでも１億円以上だそうだ。




勿論スポンサーが付いているわけで、

途中で「や～～～めた！」　なんて言えないんだべナ。　　







山登りの醍醐味は、達成感にある。



登っている最中は、

「なんで、あたしゃこんな辛いことを好き好んでやってんだべ？」

と、思ったものである。



最近、山ガールやら中高年の山歩きやら、ブームのようである。


他にやることない連中なんだべナ。　 (-。-)y-゜゜


家に居ても・・じゃま・・




若い頃に、なんら達成感を感じたことがなく、

与えられたことをタダ粛々とこなすだけの人生。　



自己満足と、妥協と諦念と・・・・・　　



「このままでアタシの人生は終わってしまっていいの？」


ってな感慨をお持ちの中高老年の爺さん婆さんが多いんだべナ。





いいんです！

アナタは今までご立派に年を重ねて来られた！


自慢していいんです。　　





遭難事故がたまに報道されます。


今更、その歳で、他人様に迷惑をかけることは、

やめましょう・・・・・



せいぜいカラオケでご詠歌でも歌っているのがお似合いでは・・




などと笑っている場合ではないナ。　・・　アタシも。　　






さっきニュースを見ていたら、

８１歳のネパールの爺さんが、エベレスト登山を狙っているって。


この人、２００８年に三浦さんが７５歳でエベレストに登頂する前日に、

７６歳で登ったんだって。　





ま、ど～～でもいいけど・・・


いつまでも２人で「アウフヘーベン」して下さい・・・その歳で。　






山の事故は下山中に起きることが多い。


是非、無事に下山してちょ～だい。。　先輩！




１億円・・・