レンテンローズ(太田忠司)
「レンテンローズ」シリーズの1作目,3月16日の日記(「笑う月」)で書いた「第1話が気になる」の第1話太田忠司の「レンテンローズ」をやっと読了(読む時間は短かったけれど,図書館からくるまでに時間がかかった)。短編2つの構成で,最初の「レンテンローズ」は,中学校の屋上からの飛び降り自殺に関する話。2つ目の「裁く十字架」は,飛行機事故で肉親を失った少年の留学と姉の結婚をめぐる話。つい先日にもTさんから「順序はだいじです」とのコメントをいただき,自分自身もあちこちのコメントでそう書いているにもかかわらず,例によっての1例である。そうか,ミユキはこうやって登場するのか!アカンサスはプリムラから対処の仕方が「甘い」といわれるのか!などなど,新発見がいろいろ。やはりシリーズものは第1作から読まなければ(笑)「謎解き」と「不思議」が微妙に融合したおもしろいシリーズであることに間違いはなかった。続編(4作目)が楽しみなのだ!!2作目「笑う月」の日記は→こちら3作目「囁く百合」の日記は→こちら↑上記日記からは登場する「花」の写真へのリンクがけっこうあります。時代・場所,登場人物をフリーページの太田忠司メモ(レンテンローズ)に簡単にまとめてありますので,ごらんください。太田忠司の他作品についての日記は,フリーページ 読了本(日本) (太田忠司)からごらんください。楽天ブックスレンテンローズ 太田忠司