テーマ:山登りは楽しい(12248)
カテゴリ:スローライフ
会社の人に日光・男体山に登りましょうと誘われた。
山登りなど、ほとんどしたことがないが、せっかく誘って頂いたし、 家内は山登りが好きなので、二人で参加することにした。 男体山は日光、中禅寺湖のほとりにある、標高2,484mの日本百名山の一つ。 ↑ふもとの二荒山神社登拝門からみた男体山 ここは比較的初級の山で、男体山に登るのは登山とは言わず、ハイキングと言うそうだ。 とはいえ、普段山に登ったことのない人間にとっては、かなりハードだった。 神社の鳥居の階段を上ると急な山道になる。 2合目まででもうすでにバテ気味。 「ここまでは準備運動ですから・・・・」と一緒に登った人に言われ、 ちょっと先が思いやられた。 3合目から4合目は工事用の舗装された道路を通って登る。 ここで一息つける。 「僕のイメージのハイキングはこんな、舗装された山の中を歩くことなんだけどな。」 と、心の中でつぶやく。 4合目から再び急な山道。 木の根っこが出ていたり、石がゴツゴツしていたりして、滑りやすくて歩きにくい。 地球の重力に打ち勝って、自らの体重を上に持ち上げるのが、こんなにつらいのかと 思いつつ、一歩一歩、足を上に上げて登っていく。 途中、中禅寺湖を見下ろしながら登る。天気が良かったので、景色はなかなかのもの。 7合目くらいから、ゴツゴツの石だらけの道になって、非常に歩きにくい。 次の一歩をどこの石の上に降ろしたら安全に登れるのか、 一歩一歩考えながら、注意深く登る。 ちょっと、気を抜いて、ヨタったらねんざしそう。 普段、何も考えずに舗装の道を歩いているが、平らな道に感謝、感謝! 頂上近くは赤い色の溶岩の道。 視界が開け、眺めがよい。 雲の上まで、登ってきたようだ! 雲海の向こうには、富士山が見えた! 頂上は360°のパノラマ展望で、絶景。 お酒を飲んで、お昼ご飯を食べて、酔い覚ましに昼寝して.... 空が青くて、とっても気持ちがよかった。 下りもまた、大変だったが、登りよりははるかに楽チン。 朝、6時から登り始めて、ふもとの神社に戻ってきたのは3時半。 9時間半の山登りだった。 山頂で空にしたペットボトル、下界の我が家にもって帰ってきたら ↓こんなんなってた。 高い山では気圧が低く、空気が薄いから、平地にもってくると つぶれちゃうんだねという理科の実験! そうそう、山のゴミはこうやって、持ちかえらないとね。 男体山は二荒山神社でちゃんと管理している山だけあって、ゴミがほとんどなかった。 富士山とは大違い。 我々を楽しませてくれる、自然を汚したらいかんよね。 ---- →人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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