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2004年05月28日
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カテゴリ:司法試験関連
で、実務修習終わりです。
リハビリを兼ねて、民裁の白表紙をちょこちょこと。
刑訴もやらないと・・・。

実務修習に行ったら、裁判修習中は特に手続面をいろいろ見ておくと良いと思います。なんかあったら、とりあえず条文、特に民訴規則や刑訴規則などです。
民訴、刑訴に関しても受験時代は見ない条文が結構大事だったりしますので、よくよく見ておくと良いと思います。


択一に受かったか当落線上の人は、論文試験に向けて今忙しい時期かと思いますが、無事商訴は回せたでしょうか。6月にはいると答練は上三法になると思いますが、商訴でどうしても弱い科目があるのなら、ある程度両立するのも良いかと思います。
次の民法がかなりの量で、結構しんどくなるのでその前にという点もあるのですが、憲法はたまにとんでもない点を取る人以外は、比較的なんとかなりやすい人が多いかと、思うからです。
ちなみに、憲法については、基本的な書き方などはもう充分身に付けられていると思いますが、特殊なものについては再度確認しておきましょう。
着床前診断とか、体外受精をする産婦人科に対する規制が憲法上許されるかどうかとか、幸福追求権がらみはちょっと普通の人権パターンには乗せられないと思います。そもそも規制原理が公共の福祉と言えるのかどうか、どういう観点から規制して、どういう観点から書き出すのか、など考えてみると良いと思います。
特殊、というのは例えばそういうことです。

で、商訴ですが、弱点をそれこそ潰してください。定義とかからそもそも怪しい分野を重点的に、ただ基本書やプロヴィを読むのではなくて、どんなときに問題になりうるのか、制度比較だったり、事例に当たってみたり、事例で参考になりそうなのが何か分からなかったら、判例が付いている六法で該当条文をちらちら読んでみて、どういう事例でどういう視点が問題になったかチェックしたりすると良いと思います。

普段のオーソドックスなものをきちんとやりつつ、弱点分野について頭の体操をしてみるのをお勧めします。どこ出てもなんとか書けるかな、失敗しても一通くらいで済むかな、くらいに持っていけるとかなり望みが出てくると思うので、ぜひぜひ頑張ってください。
どのくらいのレベルで受かるのか、というのは、受かってみないとなかなか実感で分からないかと思いますが、思っているより近いと思います。弛まず、へこまず、ふてくされず、頑張ってください。
ではではまた。





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最終更新日  2004年05月28日 19時08分35秒


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