カテゴリ:司法研修所前期・後期修習
2回試験中休み中です。
口述試験は民事系が17日にありました。 土地を建物所有目的で賃貸に出したが、賃借人が建物に抵当権を付けた。その後、競落した第三者に対する建物収去土地明け渡し請求。第三者の方は賃貸人が賃借人に抵当権競落の場合の土地賃借権譲渡を承諾したではないかと主張。賃借人の方で、承諾は強迫によるものだと主張。 取消の意思表示の相手方とか、行方不明の場合の意思表示を伝える方法とか、入札手続の概要とか、保全の方法とか、だいたいそんな感じのことが聞かれました。 ああーっと、要件事実の話ももちろん聞かれました。占有権限とか、承諾の有無とか、建物買い取り請求が権利抗弁としての主張となる場合と、買い取り請求だけで建物収去に対しては一部抗弁となることなど、が聞かれました。 かなり誘導してくれるので、筆記の勉強をそれなりにでもしていたのであれば、まず心配する必要はないと思います。 ではではまた。 大阪弁護士会のHP。読みやすくて分かりやすいです。 http://www.osakaben.or.jp/main/index.php お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年09月19日 23時48分12秒
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