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2004年09月20日
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クラスによってあったりなかったりするのですが、
2回試験に落ちた人のために、クラス単位で保険をかけたりします。

なお、2回試験とは、司法試験合格後修習修了に当たって十分な知識なり経験なりを有しているかどうか、をチェックする試験、要は、これに受からないと、弁護士や検事、裁判官になれないと言う試験です。

聞いた話だと、2回試験には、合格と合格留保と不合格というのがあり、不合格だと来年の58期と一緒に再び2回試験を受けないといけないらしく、合格留保だと、3か月後くらいに再試験があり、これに受かると晴れて法曹資格(上に述べた法曹三者のいずれかになるための資格)を得ることが出来ます。
で、合格留保の場合は、とりあえず3ヶ月間給料は出ないので(当然弁護士として働くことも出来ない)、その間の生活費について、クラスのみんなで助け合おうという話が、最初に述べた保険の話です。
大体1クラス75人なので、一人一万づつ掛け金を入れて、誰か落ちた人のためにそのお金、合計70万程度を融資する、という感じらしいです。まあ、自分が落ちたときには保険金が入ってくるので、助かると言えば助かります。

まあでも、誰も落ちないのが一番ですが、なんとなく保険がある上で試験を受けられる、というのは良い話ですね。クラスの発起人の方々には、忙しい中ありがたい、と思います。

もちろん、こういう話もクラスによって様々ですし、実際に落ちた人がいると判明した時点で、クラス内でカンパという話になるところもあるらしいです。

まさかの時のための保険ですが、いざ落ちていたら本気で有り難いに違いないと思います。
ちなみに、保険の対象は合格留保や不合格の場合のみらしく、J志望がJになれなかった場合、P志望がPになれなかった場合には保険は下りないようです。まあ、就職先を捜せばすぐに働けるので当たり前と言えば当たり前かもしれませんね。

明日は最後の口述、刑事系です。なんか筆記が終わって3連休で、もうやる気がしません。筆記の途中で3連休とか、筆記の前に3連休とかにすればいいのに、と思います。
ただ、やる気ないとか言って、余裕なふりをしていると、いざ本番や本番の直前で相当慌てるので、ろくなことはない気がします。
論文発表待ちの受験生の皆さん、よくよく肝に銘じておきましょう。

ではではまた。





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最終更新日  2004年10月01日 01時55分46秒
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