カテゴリ:その後
おかげさまでホームページ開設1000日目を迎えることができました。皆様ありがとうございます。
明日、10月6日に裁判官の採用内定通知あるいは不採用通知が来ます。受験生の時から、ホームページをやり始めたときからそれこそ1000日くらいかかって、こういう段階を迎えるというのは、なにか不思議な気分です。1001日目に、今後の職業が決まるというのも妙な気がします。まあ、単なる偶然といえば偶然かもしれないですが。 振り返ってみると、司法試験に最終合格してからの時間の流れが、非常に早かったように感じます。 受験生の時は、基本的には答練、そしてその前提になる試験のスケジュールに対応した季節の流れを感じていたので、生活のリズム自体は余り変わらないイメージがあったように思います。 合格後は、修習に入るまでに色々やっておこうとして免許の取得なり旅行なりと、環境の変化がありますし、また、それらの資金源としてバイトを日常的にやるようになるので、そこら辺で徐々に日常生活の中でも時間の区切りが出てきます。 修習に入ると、基本的には3か月単位での環境の変化があり(前期修習3か月、実務修習1年、内訳として、検察3か月、弁護3か月、民事裁判3か月、刑事裁判3か月、後期修習3か月。私の期は修習期間が1年半です)、特に一年間の実務修習期間は大きな変動ですし、その期間中も法曹三者それぞれの立場を見ると言うことで、かなり気持ちの変化があります。それぞれの立場になりきって、色々思考を巡らせ思いを馳せるというのが実務修習の醍醐味だからだと思います。 また、後期は2回試験に向けて怒濤の起案ラッシュでして、非常に時間の経つのが早いです。矢継ぎ早にやってきます。 また、この期間を通じて、朝起きて夕方まで仕事をするというごくごく当たり前の社会人生活を体験し、多くの、そして様々な大人、社会人に会うことで、自分自身もかなり社会化が進みます。 社会は非常に速いスピードで動いているような気がします。本当にみんな忙しそうです。それに合わせている間に時の流れを早く感じるようになるのだと思います。 とりあえず1つの区切りと言うことで、振り返ってみました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年10月06日 03時28分21秒
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