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Dubai の穴場

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2008.09.20
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テーマ:海外生活(7789)
カテゴリ:DUBAI太郎の日常

皆様、どうも。
DUBAI太郎でございます。

と言うわけでですね。

株で儲けるぜ!

と言ったとたんにリーマンが潰れまして
私もリーマンを続けなければならないと言う
洒落のような、洒落にならない様な事態となりました。

こうなりましたら、節約して
この辛い時期を乗り切らなくてはなりません。
今後は外食もせず、夜遊びもせず
ただひたすら家にこもっていようと思います。

で、そうなりますと
ビリヤードをするか、本を読むか
もしくはブログの更新をする。

これくらいしか
やることが有りませんので
バリバリ更新して行こうと思います。
改めましてよろしく!

とかいっても、全然遊んでないんで
書くこともあんまり無いわけですけども…
えーと… そうですね。

最近、考えたんですけど

自由に生きる。
とか
ルールに縛られない。
とか
他人が敷いたレールの上を走るのなんてごめんだ。
とか

なんか、こういう台詞ってナイスサウンドって言うか
妙に説得力のあるカッコよさなんですけど
これって実は非常にたちの悪い台詞だと思うんですよ。

そりゃあ、

『俺は自由に生きる。空を飛ぶ鳥のように。』
『素敵…』
ずぼっ!

てな感じでピロートークで使うくらいなら
まったく問題無いと思います。。
例えそれが、
俺は自由。だからコンドームつけない。
見たいな、訳のわからない論理だとしても
それは、

『ああ、そうですか。』

って感じで、どうぞ煮るなり焼くなり好きにしろって事です
実際にはコンドームつけないのは生ですけど、
とにかく、勝手にしてくださいって感じなわけです。

しかしですね。
これが、ピロートーク以外に使われるとなると
大変な事です。
大体にして、自由などと言うものは軽々しく
口にして良い言葉ではないと思うんです。

こう書くと、自由主義者の方は

『DUBAI太郎も小さくまとまったぜ、やっぱリーマンだぜ。』
とか
『人に迷惑を掛けなければ、それは個人の自由じゃないか。』
とか

反論したくなると思いますが
ここは冷静になって話を聞いていただきたい。

私は超自由主義者です。
かなりリベラルな考えを持っていると自負しています。

しかしですね。
昨今のただただ、好き勝手に行動することを
自由主義と呼ぶという風潮にはいささか抵抗があるのです。
大体にしてあまりに稚拙な考えであります。
責任を伴わない自由など、
そこらの野良犬ですら持っているものであり
何の意味もありません。

自由が社会と言う束縛から解放されるという意味であるとすると
社会が無ければ、自由と言う概念も存在しない。
社会がある限り、責任はついて回る。

つまり、責任を伴わない自由は
本当の自由とは言わないのです。

例を示します。

信号を無視するのはいけません。

これは当たり前のルールですが
勘違いの自由主義者には
信号を無視しても誰に迷惑を掛けるわけでもない。
轢かれた時は自分の責任なのだから何の問題もない。

という人がいます。

しかし、これはあくまで彼個人だけをとった
視野の狭い自己責任の取り方です。

信号と言うものは彼のために有るものではないのです。
例えば、目の不自由な人や子供、老人など
わたる時間を決めて、車を止めておかなければ
道を渡れない人のために有るものです。

たとえば、目の不自由な人がどのように
信号が青になったかを判別するか。
これは周りの人が信号を渡り始めたことを
足音などで確認してわたります。

たとえ、盲導犬をつれていても
犬も色を判別する事が出来ませんから
廻りの人の動きを確認して信号を渡り始めます。

じゃあ、廻りに目の不自由な人がいなければ信号を渡ってよいか
と言うとこれも幼稚な話であります。
例えば、信号を無視した場面を子供に見られれば
子供もそれを真似するかもしれない。
そして、その子供がどこか彼の知らないところで
信号を無視したことにつられて
目の不自由な人が赤信号で信号を渡ってしまうかもしれない。

もちろん、このように色々なことを考えていては
何も出来ないときもあります。

しかし、私は何もバタフライ効果のように
蝶の羽ばたきが回りまわって竜巻を起こすような事態にまで
責任を負えとは言っているわけではないのです。

ある決められたルールや社会通念、道徳にはそれなりの理由がちゃんとあり
それを破るのであれば、
それらの理由をちゃんと理解してから自由を語れと言いたいのです。

先日、こんな事がありました。

ファックスで手紙を受け取ったのです。
内容は以下の通りです。

-----------------------------------------
○○現地法人

DUBAI太郎様

私は貴方の会社で働いているスタッフ、○○○の妻です。
先日から夫の○○○に電話を掛けているのですが
繋がりません。

私は先月、交通事故に有ってしまい
片足が不自由になってしまいました。
子供もまだ小さく、親も年をとっていて自由には動けません。

主人から契約があと3年残っており
帰ってこれない事は聞いていますが
私達家族はこのままでは生活していけません。

主人を帰してください。お願いします。

○○○(奥さんの名前)

-----------------------------------------

……

そりゃあ、男前の私ですから
『俺の女に手を出すな。』
的な手紙を受け取るのならば、
身に覚えが無い事もありません。

しかし
『主人を帰して!』
なんて、まるで愛人が本妻に罵倒されるような
手紙を受け取る理由は
まったく持って見当たりません。

まあ、とにもかくにも、
手紙の内容を拝見するに、
どうやらこれは一大事。

なんだか大変な事になっているようなので
直ぐこのスタッフに連絡をして、
家族の元に返れるようにしなければならない。

と言うわけで、直ぐに彼を呼びつけて
奥さんからの手紙を見せて電話するように伝えたのですけど…

なんか様子が変なんですよね。

考えてみると、
電話事情が良いDUBAIで電話が繋がらないなんて事が
あるわけもないし、
3年の契約とかそんなの聞いた事もありません。

で、よくよく話を聞いて見ますと
実は奥さんの足が不自由になってしまった事は
そのスタッフも知っていたようなのですが
彼はドバイを気に入ってしまって
家族の元に返りたくないらしいのです。

噂に寄ると
どうも、女が出来たらしい。



呆れて物も言えない。
こんな事が許されて良いはずがありません。
まずはやるべきことをやってから自由を語らねばならない。

と勝手に判断して
VISAを強制的にキャンセル。
航空券を手配し、
見張りをつけて国に強制的に送り返したのですが
これについては社内でも賛否両論ありました。

いやですね、
私は何も女が出来た事に対して
呆れているわけではないのです。

そりゃあ、結婚していても他に女が出来る場合は有ります。
それは問題ない、と言うか致し方ない。
これは実感として十分に理解できます。
彼がその女と自由に生活するのを考えるのも分かります。

しかしですね、
だからと言って、電話に出ないとか
理由も説明せずにそのまま音信普通に
なろうとするなどもってのほか。
無責任の極みです。

まず、
許してもらえるかは別にして奥さんに説明する責任。

次に奥さんは足が不自由になり職についていません。
彼が海外に出て働いていられるのも
今まで奥さんが家を守ってきたからなのですから
経済的な責任も負担しなければなりません。

また、子供に対しても
父親が突然いなくなり、母親が足が不自由と言う状況は
少なからず影響があります。
今後の人生観や、生活そのものに影響を及ぼしますから
相手が子供であったとしてもちゃんと説明をして
理解を得なければなりません。

これ等の問題を考えて、完璧ではなくても対処してこそ
彼は自由に生きる権利があるのです。

自由という言葉はナイスサウンドであり
傍目にはカッコよく見えるかもしれません。
けれども、こういう類の言葉って言うのは
ただ単純に理解するだけでは
意味を完全に理解する事は難しいんです。

社会から逃れて、山奥で一人きりで暮らさない限りは
どんな人間にも最低限の責任と言うものがついて回るわけです。
この場合は、そこに住まわせてもらっている代わりに
地域社会に対してある一定の責任を負うわけです。

無責任を続ければ
いつまでも何かから逃げ続けなければならない。
それが果たして真の自由なのか。

社会の中で真の自由を手に入れるためには
責任を果たす覚悟が必要なのです。

人は社会と関係しなければ生きていけません。

言うなれば、どのような人でも人間である限りは常に社会人。
最小単位は家族
最大単位は地球人

廻りを無視して、ただ、自分の欲求のままに
好き勝手に生きて行く事は許されない。
これには、社会の大小も関係ないのです。



ふー、今日も語りましたな。
あまりの生真面目さに自分自身でもどうしちゃったのかと
思うほどですが、これでまたファンがどしどしと増えると思います。

で、どうしてこんな事を急に言い出したかというと
養育費を振り込むのをすっかり忘れておりまして
しこたま嫌味を言われたからであります。

はいはい。
支払いますよ。
別に悪気があって忘れてたわけじゃないんですよ。

と、ふてくされていた時に
うちのスタッフがあまりに無責任だったので

『俺はこんなに嫌味を言われているのに、こいつはこんなに無責任で、
しかも若い女とズボズボやってやがる。ほんとムカつく。国に帰しちゃえ。』

てな寸法です。

いわば八つ当たりですな!

ふぉふぉふぉ。
俺が誰かに八つ当たりして何が悪い。俺の自由です。

正直、一番ムカつくのは若い女とズボズボやっていることです。
俺もやりたい。

まあ、
ピロートークを実際の生活にまで拡大解釈させちゃあいけませんわな。

お後はよろしくないですけど、あえて言うなら後味悪いですけど
これにて終わります。

DUBAI太郎






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Last updated  2008.09.20 13:34:16
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