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カテゴリ:クルマ
昨日のF1モナコGPレースは荒れましたね~。
雨の市街地サーキットをTCS(トラクションコントロール)無しのF1マシンで走るというのは、かなり繊細なドライビングテクニックと勇気が必要だと思います。 1位はハミルトン(マクラーレン)、2位はクビサ(BMW)、3位はマッサ(フェラーリ)というリザルトでした。私が今シーズン応援しているコバライネン(マクラーレン)は8位、ライコネン(フェラーリ)は9位と今回は色々なアクシデントに遭遇し、残念でした~。 レース前半(3分の2くらい)は雨天の完全なウェットコンディションで各ドライバー共、暴れようとするマシンを必死で制御しているようでした。 私なんかテレビを観ているだけで乗っている訳ではないのに、お尻のあたりが滑りそうな落ち着かない感覚に見回れました。それでも前車を追い抜こうとする彼らのバトルは、凄いものを感じました。超接近戦で追突、接触、乗り上げ、コースアウトなど、何でもありの濃い(?)内容のレースでしたね。 前回トルコGPの後にご紹介したセーフティカーも2度コースに出て、私を盛り上げてくれました! このセーフティカーのドライバーはベルント・マイランダーですよ。(5/13ご紹介) レース後半(3分の1くらい)は雨が止み、アロンソ(ルノー)がドライタイヤに交換し始めたのを期に、各チームもドライタイヤに交換していきましたが、路面はまだ濡れており、スピンやオーバーランするマシンが多く見られました。 アクシデントがあまりに多く、発生した順番に羅列すると・・・ 1. コバライネン(マクラーレン)→スタート出来ずピットスタート 2. ハミルトン(マクラーレン))→右リアタイヤ接触によるパンク(タバココーナー) 3. アロンソ(ルノー)→右リアタイヤ接触によるパンク 4. クルサード(レッドブル)とブルデ(トトロッソ)の接触により、セーフティカーがコースイン 5. ライコネン(フェラーリ)→ドライブスルーペナルティ(タイヤチョイス違反) 6. アロンソ(ルノー)がハイドフェルト(BMW)に追突(ローズヘアピン) 7・ マッサ(フェラーリ)がオーバーラン(ミラボーコーナー) 8. ライコネン(フェラーリ)接触によりフロントウィング破損 9. アロンソ(ルノー)→ドライタイヤ交換後にシケイン手前でオーバーラン 10.コバライネン(マクラーレン)がバリチェロ(ホンダ)に接触 11.ライコネン(フェラーリ)がスーティル(フォース・インディア)に追突 とまあ、私がテレビを観ながら、ちょこっとメモっただけでこんなに盛り沢山の内容でした。 10番目のコバライネンがバリチェロに接触したシーンでは、直後にコバライネンが片手を挙げて『ゴメン』のジェスチャーをバリチェロに向かってしていたのが健気でした。 11番目のスーティル(フォース・インディア)は、初の入賞圏内を走行中だったのに、もらい事故でとても残念でした。追突したライコネン(フェラーリ)もシケイン手前で左右に猛烈に暴れるマシンを最後までコントロールしようとしていましたが、前のスーティルに突っ込んでしまいました。290kmから60km近くまでの急減速中に滑り出したら、恐いですよね~。レース後にライコネンは「スーティルには申し訳ないことをした、謝りたい」とのコメントをしていました。 そんなこんなで黄旗が何度も振られレース進行が遅くなったのか2時間ルールが適用され78週走ることなく、レースは無事に、いや全然無事ではなく終了しました。 F1マシンを走らせる為に、大の大人達が膨大な資金と労力をつぎ込み、世界中の本当のリッチや、VIPクラスの人達がグラス片手にグランプリレースを観戦する様のモナコが、私は好きなのですよ。 観戦している方はスリリングで楽しかったですが、ドライバーにとっては最悪だったかもしれませんね! ・・・ それでもモナコGPを楽しんでいるドライバーがいるかも ・・・ いつも特別なモナコ 次回はカナダGP(6月8日決勝)です。 モントリオールでお会いしましょう! ではなくテレビとこのブログで! ライコネンもコバライネンもがんばれ~! by あーちゃん(ALEX) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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