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テーマ:家を建てたい!(9817)
カテゴリ:住宅設計の知恵袋
アース・アーキテクツ一級建築士事務所 http://earth-architect.jp/ 階段にも様々な形と材料があります。 最近は無垢板、又は集成材が一般的です。 一昔前の高級住宅には、絨毯を張った階段なども よく見かけました。 階段の支え方も色々と工夫されて、お洒落な階段 もとても増えてきました。 鉄骨の回り階段に代表される、鉄骨で下地をかけ て、そこに木の板を載せて反対側まで見通せる階 段(ストリップ階段)が人気です。 階段がお洒落になると、階段を見せたくなってし まうのが人の心理だと思います。 そこで最近は「リビング階段」がとても人気です。 しかし安易に「リビング階段」を取り付けると、冬 の温熱環境に悪い影響を及ぼして、床廻りが冷える ことに繋がります。 空気は温められると「軽くなって」上へと登ります。 逆にサッシで「冷やされた空気」は重くなって床に 滞留します。このサッシで冷やされて床が寒々とす る現象を「コールドドラフト」といいます。 リビング階段はとてもいいのですが、提供する側も 上記の「ネガティブな部分」を説明する必要がある と思います。 個人的には住宅に「北国並の断熱性能」を与える、又 は容量の大きな暖房機器(薪ストーブ・業務用エアコ ン)を取り付けなければお勧めはできないと思ってい ます。 階段室型の階段(写真のもの)を取り付けても、丁寧 な仕事をすればけっして「安易な安っぽい感じ」には ならないと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 5, 2018 10:59:40 AM
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