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テーマ:家を建てたい!(9817)
カテゴリ:住宅設計の知恵袋
アース・アーキテクツ一級建築士事務所 http://earth-architect.sblo.jp/ 一般的に合板の「耐力壁」は柱の外側に施工します。 その方が施工も楽で、合板の耐力壁を張ってしまえば 断熱材等が雨に濡れる心配もなくなります。 ただ合板の耐力壁を柱の外側に張る弱点もあります。 一番の弱点は、「合板は透湿性能」が低く壁内の湿気 を外部に僅かしか排出できません。 その為に断熱性能が低くて結露が発生しやすい住宅で は、冬季において「壁内の湿気」が結露してカビなど の原因になります。 そこで私が設計した「タイニーハウス」では「耐力壁 の合板」を屋内側に張りました。 上でも書きましたが、合板は「透湿性能がとても低い」 ので湿気を通しにくい素材です。 逆に言えば、内装材としての合板は壁内に湿気を入れ にくく、素材としての気密性能が高く壁内にカビを発 生させにくいといえます。 合板の荒い感じが好きで釘痕が見えても構わないとい う、ローコストを望む方には一石二鳥でお勧めの方法 です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Dec 12, 2020 02:18:49 PM
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