長音符の位置が変わるとパチモンに見える
そういえば、昨日は毎年恒例のワインの新酒が解禁されたということで風物詩としてニュースになっていましたね。私には高々2,000円程度のワインをありがたがって飲む習慣などありませんが、今年の報道でちょっと気になることが。私の記憶ではこのワインの名称は長らく「ボジョレー・ヌーボー」だったはずなのですが、今年は特にテレビ媒体では一貫して「ボージョレ・ヌーボー」になっているんですよね。近所のマルエツでは今までどおり「ボジョレー・ヌーボー」って書いていましてけれど。何でいきなり長音符の位置が変わってしまったのでしょう。恐らく誰かがこの呼び方のほうがフランスの発音に近いとかなんとか言い出したのでしょうが、もう10年以上「ボジョレー・ヌーボー」で馴染んできたんだからこのままでいいのに。発音なんてなにも本場の地域に合わせる必要なんてないんですよ。大リーグのアメリカン・リーグをメリケン・リーグなどとは言わないように、先日女子の世界大会で6位のチームからMVPを出しちゃったスポンサー様にしか顔の向いていない球技をヴァリボーなどとは言わないように、日本人が言いやすいように言えば良いのだし、一度定着したものをわざわざ壊すなんて無駄なエネルギーを使う必要ないのに。ボジョレー・ヌーボー ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーボー