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自分の好きな人、 もの、ことが、 別の誰かに認めて貰えたり、 何か賞を取ったり、 ランキングに入る。 これほど嬉しいことはありません。 名古屋に巡回している 再興第105回院展を、 覗いて来ました。 院展の最高賞といえば、 日本美術院賞(大観賞)です。 今年の受賞者は、2人います。 吉村佳洋さんと、 木下千春さんです。 木下さんとは長いお付き合いです。 ずっと応援させて貰っています。 実は、彼女は、昨年も、 同賞を受賞しています。 まさに偉業です。 これほど歓喜に満ち溢れることはありません。 『夜行』と題された作品です。 夜の深き海底で、 それぞれに、生活を営む生物たち。 個々に生きながらも、 どこか会合をしているかのような、 連帯感を漂わせます。 画面は、上から下へと、 グラデーションで結びます。 濃紺から白への変化が、 美しいですね。 差し色のターコイズや青、 オレンジ(茶色)は、 空間に緊張感を、 与えますね。 画面の中に吸い込まれそうな、 求心力を持つ世界観でした。 後世に遺るだろう作品を、 今観られることに、 幸せを感じます。 BLOGランキングに参加しています。 お別れ際に、クリックして頂けると嬉しいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.12.05 22:42:58
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