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環境・平和・山・世相 コジローのあれこれ風信帖

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2007年07月25日
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カテゴリ:環境

 今日は、和歌山マリーナシティのテーマパーク・ポルトヨーロッパ内にあるシアターを会場に、2007年夏季ゼミナールという催しが開かれ、地球温暖化問題について基調講演をしてきました。

 この催しは、和歌山県内の公立高校生都会の役員が一堂に会し、テーマに即した討論を展開して問題意識を深めるとともに、知り合い友情の輪を広げることを目的に一泊二日かけ開かれるもの。今年は引率の教師を含め全県から約180人が参加する盛況でした。

 講演テーマは例によって...と言うか、『今そこにある危機、地球温暖化を考える』。これまたいつも通りDVDとパワーポイントを駆使しての話ですが、今回はことさら、特に力が入りました。だって聴衆は16~17歳の高校生たち。地球温暖化を防ぐには、2050年に温室効果ガスを1990年比世界全体で少なくとも5割削減することが必要と言われていますが、彼らはその2050年に60歳の定年を迎える世代なのです。

 つまり、これからスタートする彼らの現役時代に世界が低炭素社会への転換に成功えできるかどうかで、人類の運命は決まるのです。彼らは、もちろんそれを望んで生まれ落ちたわけではないですが、まさに地球温暖化阻止を生存目的とすることを宿命づけられた世代なのです。コジローは開口一番、まずそのことを話しました。「今日は、君たちの人生を変えるかもしれない大切な話をするために来た」と・・・

 日本の科学技術の粋を結集した世界最大級のスーパーコンピューター『地球シュミレーター』が予測する地球の未来図などの相当ショッキングな映像や、「もう手遅れだ」という大物科学者ジェームズ・ラブロックの悲観的な意見(これは次の記事で紹介します)も交えての話だけに、会場にはしわぶきひとつなく、コジローの話を真剣に受け止めてくれていることがヒシヒシと伝わってくる100分の講演でした。…とはいえ、なにしろエネルギーに溢れる世代のこと、ショックを受けるだけではなく、この基調講演を受けての全体討論ではたびたび爆笑がはじけ、前向きな発言が相次ぎました。本当に、この世代を育て、みどりの地球を手渡さなければ… そう思った一日でした。

 さて、コジローは今晩から火曜朝まで、尾瀬に行きます。尾瀬は8月1日から独立した国立公園になるそうです(現況は日光国立公園の一角)。サイトを調べたところ、お目当てのニッコウキスゲは今が満開。ただ梅雨明け前の最後の雨が降るようで、それだけが残念です。 

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最終更新日  2007年07月27日 08時31分29秒
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