|
カテゴリ:本、マンガ
《あらすじ》 無類の不思議好きの山岡百介は、殺しても殺しても生き返るという極悪人の噂を聞く。 その男は、斬首されるたびに蘇り、今、三度目のお仕置きを受けたというのだ。 ふとした好奇心から、男の生首が晒されている刑場へ出掛けた百介は、山猫廻しのおぎんと出会う。 おぎんは、生首を見つめ、「まだ生きるつもりかえ」と呟くのだが・・・。 (紹介文引用) 御行の又市シリーズの第二弾です。 小股潜りの又市、山猫廻しのおぎん、事触れの治平。 彼らは裏の世界に生きる小悪党。 決して堂々と日の当たる場所を歩ける身分ではないけれど、どうにもにっちもさっちもいかない出来事が起きた時、あっと驚くからくりで事件を解決してしまうのです。 決して義賊を気取っているわけではない。 そんな彼らの生き方に惹かれつつも、表の世界にしっかりと根ざしている山岡百介。 この「続巷説百物語」では、小悪党たちと百介の関係に大きな変化が生じます。 こういう展開になると思ってなかったので、ちょっとびっくりしました。 この本には、六つの短編が収録されているのですが、全ての話がリンクしていて、続いています。 そして最後に収録されている「老人火」で完結するという。 結論から言えば、前作の「巷説百物語」のほうが面白かったかな(^^ゞ どの話を読んでも、その後に続きがあるせいか、微妙に消化不良なんですよね^_^; 「飛縁魔」なんて何にも解決してないし(爆) 最後でああいう形の終わりを迎える以上、話を続けていきつつ、だんだんと状況を変化させていくことが必要だったのかな、と思わなくもないですが。 私はやっぱり、一話完結型のほうがいいなぁ。 人気ブログランキングに参加しました。 よろしければぽちっと押してくださいな♪ヾ(*・∀・*)ノ" ↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年05月09日 23時14分05秒
コメント(0) | コメントを書く
[本、マンガ] カテゴリの最新記事
|
|