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カテゴリ:本・マンガ(BL)
俎上の鯉は二度跳ねる 《あらすじ》 妻と離婚した恭一。 だが今ヶ瀬との男同士の微妙な関係は、今も続いていた。 今ヶ瀬に抱かれることに慣らされてゆく日々。 ところが、恭一に思いを寄せる会社の部下・たまきの存在が二人の関係を大きく揺るがし始め…!? ケータイ少女誌「モバフラ」で配信された水城せとな大人気シリーズ完結編!! 評価…(5段階評価) 「窮鼠はチーズの夢を見る」の続編です。 あらすじにもあるように、この本に収録されている作品は既にケータイで配信されていまして、私はシリーズ最終作「俎上の鯉は二度跳ねる」についてはほぼリアルタイムで読んでいました。 感想はコチラ。→第4話、第5話、第6話、第7話、第8話、第9話(最終回)。 (第1話から第3話までの感想は書いていません) 「俎上の鯉は二度跳ねる」ですが、表紙がまたいいんだこれが!!゚.+:。 ヾ(≧ω≦)ノ゚.+:。 収録作品のタイトルにちなんだ絵が、バックの壁に吊り下げられています。 「憂鬱バタフライ」の蝶、「黒猫、あくびをする」(描きおろし)の黒猫、「梟」のフクロウ、そして「俎上の鯉は二度跳ねる」の鯉。 無論、今ヶ瀬と彼にネクタイを締めてもらってる恭一もかっこいい。 この本での恭一は本当にカッコよかった。 「窮鼠~」での彼とは本当に別人です。 「窮鼠~」では今ヶ瀬の恋心に圧倒されて流されていったという感じでしたが、この本では彼の思いが今ヶ瀬を追い越してしまっていました。 傍から見る分にはそれはとても喜ばしいことのはずなんですけど、結局そのことが二人の関係をよりややこしいことにしていくんですよねぇ。 ラストはどんな風になるんだろうと思ってましたが、私的には好きな終わり方でした。 鬱エンドじゃなくてよかった・・・(>_<) そんな終わり方はもう要りませんです。 本編のほうはもう既に全部読んでしまっていましたが、やはり携帯で見るのと本で見るのとでは印象がかなり違います。 ここはこんなコマ割りだったのか~とか。 「梟」で今ヶ瀬が「(恭一が)本当に、好きだったなあ・・・」と朝日を見ながら言うシーンがありますが、あそこで二ページもとってるとは思わなかった。 携帯で見るとその辺の余韻があんまり感じられないので、そこはちょっと残念ですね。 私が一番楽しみにしていたのは実は、描き下ろしの「黒猫、あくびをする」です。 今ヶ瀬が、「もし自分が女だったら・・・」と妄想するショートストーリーなんですが、かなり面白かった(*^▽^*) こんなに面白かったオマケ漫画って初めてかもしれません。 本編を既に読まれていても、このために買う価値ありだと思いました。 たった4ページなんですけど、展開の仕方がめちゃくちゃうまいです。 そしてあとがき漫画には、もう二度と出てこないと思っていたアノ人が・・・! びっくりしましたが、ほほえましかったです(笑) 同時発売で「窮鼠~」の新装版も出ましたが、なぜかうちの近所の本屋には売っていない(爆) ちょっと発売日を過ぎてから本屋に行ったので、もう売切れてしまったのか・・・ まぁ気長に探します。 こっちの描きおろしも読みたいですしね。 窮鼠はチーズの夢を見る 人気ブログランキングに参加しました。 よろしければクリックお願いします♪(*^▽^*) ↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年05月18日 09時53分36秒
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