294744 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

ここなつ家のフィリピン生活

ここなつ家のフィリピン生活

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Profile

ふぃりぱ44

ふぃりぱ44

Freepage List

Favorite Blog

アメリカ・ロサンゼ… アメリカ幼稚園さん
Afterwards of homes… fuppymamaさん
あそびや! うぇいくさん
息子と猫と私 ミュウシャさん
スリランカ宝石留学… ジェムガスキーさん

Comments

ふぃりぱ44@ Re:ふぃりぱさんこんにちは(^○^)(03/29) みえこ55さん、こんばんは~。 >久しぶ…
みえこ55@ ふぃりぱさんこんにちは(^○^) 久しぶりににふぃりぱさんの日記に来たら…
ふぃりぱ44@ Re[1]:アース・アワー(03/29) cooky211さん >素敵な催しですね。 >…
ふぃりぱ44@ Re:素敵な贈り物(03/29) わかさん >皆さまどれもすばらしいプレ…
cooky211@ Re:アース・アワー(03/29) 素敵な催しですね。 聞いているだけでな…
わか@ 素敵な贈り物 皆さまどれもすばらしいプレゼントだな~…

Category

Archives

2024年04月
2024年03月
2024年02月
2024年01月
2023年12月
2023年11月
2023年10月
2023年09月
2023年08月
2023年07月

Keyword Search

▼キーワード検索

Recent Posts

Calendar

2007年05月26日
XML
カテゴリ:フィリピン生活
朝から、お友達の家でガレージセールがあったので、

大荷物を担いで、行って来ました!

うちの商品は、おもに衣類と子どもの本。


子供達は、朝早いからついてこない、と言ったのですが、

「ついてこなくてもいいけど、手伝いに来なかった人は、もうけ無しよ~。」

と言ったら、二人ともついてきました。大笑い


友達の家の到着すると、

もうすでに山のような人だかりが、

門の外にできているではありませんか。

どうやって門の中に入れるのかと思ったら、

車の気配を感じて、人だかりが、ささーっと左右に分かれました。


皆さん、勝手知ったる・・・という感じです。


ここの友達はしょっちゅうガレージセールをやっているようで、

すでに、門の外の人々に、番号札を渡していました。

この番号順に、1度に10人だけ入ることになっているそうです。

そりゃあ、この人だかりが、どーっと一斉に入ってきたら、

大変なことになるでしょうからね。


さて、商品を並べて、いよいよ開店。


ここの家のガレージセールに出すのは、初めてだったので

よく事情を知らなかったのですが、

ここに買いに来るのは、

かなり貧しい人たちみたいです。

彼らのお目当ての商品は、

スクールバッグと、小物や家財道具。

そうと知ってれば、まだたくさんバッグが家にあったのに。

あんなボロは誰も買うまいと思って、

持ってこなかったのです。


かりんが昔使っていたピンクのかばんは、

あっという間に売れていきました。

そうかー、もうすぐ6月、こちらの新学期ですからね。


あと、よく売れたのは靴。

どれでも1足10ペソ(20円)。

みなさん、入ってくるやいなや、まず靴を合わせてみてます。


外で待ってる時から、目星をつけていたみたいです。


服のたぐいは、新品同様のものを含めて、

あまり売れませんでした。


本は、同じホームスクール仲間の人たちが、

ごっそり買っていきました。

もうすぐカナダに移住する人が、

大人向け、子供向け含めて、

10点以上お買い上げ。


しばらくすると、ちょっとちゃんとした格好のお兄さんが、

「子どもにおみやげを買ってやりたいから」と、

本を見に来ました。

お兄さんが買いたい、というのは、

ゆっぴーがよく読んでいた子ども用の絵入り百科事典。

外側は汚れてますが、

中は、きれいなんですよ。

元々、約700円で購入したものに、

100ペソ(200円)の値をつけてあります。

お兄さん「50ペソ(100円)で、どうかな」

ゆっぴー「だめ。75ペソまでなら、いいよ。」

お兄さん「50ペソ。」

ゆっぴー「75。」

私「もともとが、350ペソのものですからね~

100ペソでも安いくらいですよ。」

お兄さん「でも、ガレージセールだったら、もっと安くなくっちゃあ。」


「その本は、その子のものだから、売り上げはその子のになるんですよ。

その子がいいっていったら、いいですよ。」

と私が言ったもんだから、ゆっぴー、頑張って交渉しました。

「75ペソ。」

絶対、下げないぞ、って感じです。


お兄さん、ちょっと他を回ってくるから、その本は売らないで

取っておいてくれ、とどこかへ行きました。

しばらくして戻ってきて

お兄さん「その本、やっぱり買って帰る。50でいいね。」

ゆっぴー「75。」

ゆっぴー、がんばります。

ゆっぴー「じゃあ、60ペソならどう?」

お兄さん「わかった、わかった。じゃあ60ペソ出すよ。大笑い この子は、商売上手だなぁ~。」

と結局60ペソでお買い上げとなりました。


ほかのお客さんは、

残念ながら、本には見向きもしない人がほとんどでした。


子供達は、入ってくると、本をほしそうに見て、

ページをめくるんですよ。

1冊10ペソ(20円)なんて、すごいお買い得なんですけどね。


お母さんがたは、全然買ってあげる気がないみたいで、

あるお母さんは、子どもに

「本がほしいの?じゃあ、読んでみなさい。ほら、読める?

読んでみなさいってば。ほら、やっぱり読めない。

読めないのに本なんか欲しがるんじゃないよ!怒ってる

って、言うんですよ。


せっかく、子供達は、本が読みたそうにしていたのに、

親がその気持ちをこんな風に摘み取っちゃうんですから、残念。

今から思えば、その子たちにタダで1冊ずつあげればよかったな。


そのくせ、おもちゃ1つ10ペソというお店では、

親たちがこぞって、中古のおもちゃを買っていました。

子供達には、おもちゃだけあげればいいと思ってる。

なんだかそれって、おかしくないかな?


一般には、フィリピンの人たちは、教育を重要視している、

って言われているんですけど、

たぶん、底辺層の人たちには、教育は家庭ではじまるってことは、

わかってないんですね。

本なんて、たぶん自分でも持っていないし、

子供達に買ってやるもんだなんて、思ってもいないのでしょう。

これが、悲しい現実なんですね。


友達が、「そうよ、だから小学校6年、ハイスクール4年を

小学校7年にしようという動きがあっても、

反対する親たちが多いのよね。

早く子どもには学校を終えてもらって働いてもらいたい。

学校で受ける教育の中身には、興味ない。

そう思っている親たちが、多いでしょうね。」ほえー

と嘆いていました。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007年05月27日 01時40分07秒
[フィリピン生活] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.