『エレニア紀(4)永遠の怪物』デーヴィド・エディングス/著
『永遠の怪物』2006.10/文庫347p ◇内容◇青い薔薇の宝石ベーリオンの最後の主が没したという古戦場を探す聖騎士たち。しかし、女王の命が刻々と削られてゆくなか探索は難航している。さらに、ベーリオンを狙う邪神アザシュの使いが一行を追っていた!不思議な少女フルートの助けで幾多の危機を脱し、旅を続ける仲間たちは、手がかりを頼ってペロシア国に赴いた。そこではある伯爵の城の周辺で失踪者が相次いでいるというのだが。 *****************************歴史研究家ガセック伯爵が何かしっているらしいとガセック伯爵の城へ。しかし、そこは血塗られた場所だった。ガセック伯爵の妹が地下で村人を拷問し食っていたという。どうやらアザックに神経を壊されているらしい。この問題を解決しなければ、ベーリオンまでたどり着けない。やっと、ベーリオンが見つかりそうなのに一つづつ事件を解決しないと進めない!しかし、ここの解決も見事です!解決後、ヴェンネ湖でヴェーリオン探しが始まりますが、すぐにベーリオンがグエリグにもって行かれてしまった!タイトルの"永遠の怪物"とは。。ベーリオンを作ったこのグエリグのことなんですベーリオンが見つかったのに、グリエグに持っていかれ、早く追わねばならないのに、途中アーシウム王の一団にあい、行動を共にしなくてはいけなくなり。もうベーリオンは目の前なのに!!この巻がシリーズの中で一番読み応えあるかもしれませんそして、なんとフルートが喋りだしますそれだけでも驚きなのに、最後は正体が明かされます。*****************************おすすめ★★★★★最終的にグエリグの洞穴までたどり着きますが、果たしてスパーホーク、クリク、セフレーニア、フルートだけでグエリグを倒し、ベーリオンを手に入れることができるのか!?それとも、またベーリオンは遠いところへ行ってしまうのか!?この巻は、一番濃いです。これからも面白くなっていきそうです以前のレビューはこちらへ。