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テーマ:映画館で観た映画(8464)
カテゴリ:映画
![]() 制作データ;2005韓国/ヘラルド ジャンル;歴史 上映時間;122分 監督;イ・ジュンイク 出演;カム・ウソン/イ・ジュンギ/チョン・ジニョン 劇場:1/12(金)シネスイッチ銀座 ◆STORY◆ 16世紀初頭、漢陽にやってきた旅芸人チャンセンと相棒の女形コンギル。都で時の王ヨンサングンが、妓生上がりの官女と日夜遊び呆けている噂を聞きつけた2人は、芸人仲間と宮廷を皮肉った芝居を始める。興行は人気を博すものの、一座は侮辱罪で逮捕されてしまう。重臣に「王を笑わせることができれば、侮辱ではない」と反論したチャンセンたちは、死をかけて王の前で芸を披露する。彼らの芸は王を魅了することができるのか…。 ********************************** これは、3人の男の哀しい話である。 王ヨンサングン…チョン・ジニョン いつも父親と比較され、母親の愛情も知らずに悲運をたどる王。その心をコンギ ルに開き、コンギルも理解していく。目の表情など始終竹中直人にみえた・・ 王を虜にした男コンギル…イ・ジュンギ ミッチーにやらせたら似合うだろうなぁ~。確かに切れ長の流し目など素敵で した。でもね。あの"軽くやばい"脇腹肉がどうしても気になった。。 王に背いた男チャンセン…カム・ウソン この役者はとても存在感があり、良かった。コンギルを想う気持ちが露骨には 出ていないが、観てる側には伝わってくる。 王がコンギルを、チャンセンがコンギルを。。特にコレといった露骨なシーンはない。 「王はコンギルと寝てるのかな」「チャンセンもコンギルを愛してるのか」と各人イメージ自由 ![]() 観ている途中で、王の悲しい運命を知り「これは王の悲劇の話なのか」と思ったのもつかの間。 最後には、み~んな泣いてばっかり。。王もコンギルもチャンセンも。。。ったく、ウザイ ![]() 王も、暴君と言われているが、作中では暴君振りが全く見えない。 最後、国民が暴動を起こす理由もこの映画からは感じさせられない。 ・しかも、出だしでコンギルが人を刺殺して逃亡するシーンいるのか? ・行った先の町で"暴君"といわれている王をネタにして王につかまるのは予想できなかったのか? ・国民も反乱を起こすわりには、芸をみてはしゃぎすぎの楽しみすぎ。"貧困”に苦しんでるのか? ********************************** <総評>★★・・・ コンギルとチャンセンの生い立ちもわからないので2人の心の絆も不鮮明。 テーマもタイトルも興味をそそる面白さを感じさせるが全てに置いて爪が甘い。 「コンギル綺麗ね」と思ったのも最初のうち。半開きの口があいてるのが気になりだす始末 ![]() 宮殿から命ばかりは助けられても、舞い戻り綱をわたるチャンセンの話術も もはや"北朝鮮のニュース番組"が流れているように聞こえてしまう。 何に重点を起きたいのか。"王の男”ならば、 もう少し王を理解するコンギルと王に視点をあわせるとか、何か一つ深く追求してほしかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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