|
カテゴリ:芸術・美術
フィリップス・コレクション展とは??
文字通り、フィリップスさんがコレクションした美術作品の展示会です。 今は、ワシントンの美術館が2400点所蔵しておりその中の 絵画56点と彫刻4点が今回展示されています。 「アートの教科書」とは言ったものでルノワール・ゴッホ・ピカソ・セザンヌ・・・etcが出てきます。 細かい事は置いときまして、私が気になった作品を2点ご紹介します。 《舟遊びの昼食》ピエール=オーギュスト・ルノワール 1880-81年 ここで、問題です。みんなにあって一人にないものはなんでしょうか? <ヒント> これはルノワールの友人たちが描かれた作品です。 1.のちにルノワールの伴侶となる女性 2.いきつけのレストランのオーナー 3.市長 4.詩人 5.銀行家 6.画家 7.親友 8.ジャーナリスト 3.と話してる女性は1.の娘ですが、あとは女優やモデルです。 わかりました?答えは。。。。 「帽子」です。 当時、帽子をかぶる事はエチケットとされてきました。 女性はもちろん、男性も。 しかし、男性の帽子。よくみると、いろんな帽子が見られます。 これは、職業に関係しているらしく銀行家はシルクハット、詩人・画家はハンチング さしずめ商売人は麦わら帽と言ったとこでしょうか。 ただ一人帽子をかぶってない人がいます。 それは、、、 8.ジャーナリストです。これは、自由の象徴と考えらるそうです。 帽子=エチケットと考えられた時代は、帽子でだいたいの職業や主張が見受けられるのです。 そう考えると、色んな物語や当時の習慣が垣間見れてとても興味深い作品です。 もう一点はこれです↓ 《画家のアトリエ》ラウル・ディフィ1877-1953 難しいことは申しません。(わかりません^^ヾ) ただ、この配色と構図が好きなのです。 作品の好き嫌いいは、もちろん個人によって違います。 全然、わからない世界でも少しだけ足を踏み込むと面白くなります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[芸術・美術] カテゴリの最新記事
|