『TIME誌が if を乱発するワケ』後編
(続き)またif はasをくっつけてこのように使っている。Her final act, in her will, was to hand her party to her husband, as if it were her personal family fief. (p20)(彼女は遺言にもあるように、自分に残された役目は、党がまるで自分の家族のナワバリのような感覚で、自分の夫に譲ることであった)as if でぼかしているが、もしそれが正しかったら、彼女のいう身内主義は彼女が標榜している民主主義と矛盾する。as とすれば、彼女のファンから抗議が殺到するだろう。if を用いた、“逃げ”の表現を列挙しておこう。1、 if I’m not mistaken, (誤解していなかったら)2、 if I remember correctly, (記憶が正しかったら3、 if I may, (とりあえず私から)4、 if you will allow (excuse) me to (say),(せんえつながら)この4は、if you will という略式でよく使われる。そして私もよく使う。The thing is, you don’t seem to deserve her, if you will.(つまり、こういうことだ。彼女はあなたには、言ってもいいかな、もったいない存在なんだ) <中学時代に描いたプロレスの絵>