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テーマ:将棋について(1294)
カテゴリ:将棋
2001年にサクセスより販売されたSuperlite Gold おてなみ拝見は同名の人気アーケードゲームを家庭用ゲーム機に移植し、好評を博したものである。ただし、ソフトとして手に入るのは2000年の初代おてなみ拝見のみである。将棋を含む6種類のゲームで遊べるが、サクセスより1990年代に販売されたゲームの達人シリーズのノリといえるだろう。筆者はすでにLeve1からLevel3の相手は撃破して今回対戦するのはLevel4のKaori Tanakaである。アーケードゲームの将棋ゲームらしく、早指志向でサクサク終わるのが心地よい。 前回まではこちら 先手:私 後手:Kaori Tanaka ▲2六歩 △8四歩 ▲2五歩 △8五歩 ▲2四歩 △同 歩 ▲7六歩 △8四飛 ▲6六角 △3四飛 ▲4八銀 (第1図) 第1図までの手順は第86回と同じ。相掛り調の出だしから▲7八金も飛車先交換も保留する形で アマ間ではまれに指されている戦法。▲6六角からは 飛車を本譜のように34、または54、64、74、94とするが飛車は捕まりそうでなかなか捕まらない。あまり深追いすると形を乱され、かえって先手不利になることもあるので注意が必要。後手からはいざとなると飛車角交換もある。 第1図(▲4八銀まで) 第1図より △4四歩 第1図より早指し2段森田将棋では△3二銀とする。→参考第86回 後手としてはこちらの手の方がいい。△4四歩は飛車の動きを制約してしまい損な手である。 ▲4六歩 △6二銀 ▲4七銀 △5二金左 ▲5六銀 △4一玉 ▲4八飛 △2五歩 ▲4五歩 △同 歩 ▲同 銀 △9四飛 (第2図) 第2図(△9四飛まで) 第2図より ▲9六歩 ここでは▲2三歩で先手勝勢だった。したがって第2図直前の△9四飛が疑問手で△2四飛のほうがよかった。 △2六歩 ▲3八金 △2四飛 ▲3六銀 △4二歩 ▲2五歩 △5四飛 ▲4五銀 △1四飛 ▲1六歩 △5一金寄 ▲1五歩 △9四飛 ▲9五歩 △7四飛 ▲7五歩 △8四飛 ▲8八飛 (第3図) 第3図(▲8八飛まで) 第3図より △3二銀 ここは△3四歩として角交換すべきところだった。先手は6七の地点にキズができるため、戦いにくくなるからだ。 ▲7八銀 △4三銀 ▲7七銀 △6四歩 ▲7六銀 △6三銀 ▲9七桂 △2七歩成 ▲同 金 △8六歩 ▲同 歩 △5四歩 ▲8五歩 △8三飛 ▲8四歩 △8二飛 ▲8三歩成 △6二飛 ▲8二歩 △6五歩 ▲7七角 △2八歩 ▲同 金 △6一飛 ▲8一歩成 △同 飛 ▲8二と △6一飛 ▲8三飛成 △6四銀 ▲9一と △同 飛 ▲8二龍 △6一飛 ▲4四歩 △3四歩 ▲7八金 △6六歩 ▲同 角 △5五歩 ▲4三歩成 △同 金 ▲2四香 △8一歩 (第4図) 第4図(△8一歩まで) 第4図より ▲9三龍 この手は緩手。平凡に▲7二龍とした方が明快だった。△6二金には▲6一龍 △同金 に▲2二香成と角をとって先手勝勢。→参考1図 参考1図(▲2二香成まで) 本譜に戻り、△9三龍以下 △6五歩 ▲7七角 △3三角 ▲2一香成 △5二玉 ▲2二銀 △1二香 ▲1一成香 △2二角 ▲1二成香 △3一角 ▲2一成香 △6二金 ▲3一成香 △同 飛 ▲4四歩 △5三金寄 ▲5四香 △4七銀 ▲5三香成 △同 金 ▲9二龍 △8二香 ▲8三歩 △2六香 ▲1八金 △2九香成 ▲4三歩成 △同 歩 ▲8二歩成 △同 歩 ▲同 龍 △6二桂 ▲5四香 △2七歩 ▲5三香成 △同 銀 ▲6五銀 △2八歩成 ▲6九玉 △6四歩 ▲5四銀右 △6五歩 ▲6三金 △4一玉 ▲7一龍 △5一銀 ▲5二角 △3二玉 ▲4三角成 △2二玉 ▲5五角 △4四歩 ▲5三銀成 △1九と ▲4四角 △3三香 ▲2四銀 △6八香 ▲同 玉 △5八銀成 ▲同 玉 △2一飛 ▲3三角成 △1二玉 ▲2三銀打 △同 飛 ▲同銀成 まで157手で先手の勝ち Level4 の相手までは順調にクリアし、次回挑むのはLevel5の Megumi Koenjiだ。
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最終更新日
2024.02.06 19:45:44
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