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中村晃一ブログ Koichi NAKAMURA

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2011年01月24日
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2010年の中国のGDPが実質前年比+10.3%になったという、20日の中国国家統計局の発表を受け、いろいろな話題が飛び交っています。

「日本を追い抜き世界第2位の経済大国になった中国」

「2位の座を譲り渡した日本」

「日本のGDP抜いた中国をどうみるか」

・・・などなど、日本のメディアは当然ですが日本と中国の比較において論説を展開します。


しかし実際に中国の友人と話をしていたりすると、言葉の端々にまた違った切り口の見方を感じることがあります。
つまり、もともと長い人類の歴史に振り返れば、中国がGDPで世界のナンバーワンでなかった時期のほうが短い、という非常に大きな視点。

以前読んだどなたかの著書にもこのようなことが書いてありました。
確かに千年単位で歴史をひもとけば、GDPというのは人口と国土の面積に大きく左右される指標。
だから長いこと昔のGDPの一位と二位は常に中国とインドによって占められていたといいます。
それが第一次産業革命以降、テクノロジーの進化が人口と面積に関わらず国力を決定するようになった。言い換えれば、「この二百年たまたま調子悪かった」くらいの感覚で中国のGDPを捉えることも可能なわけです。

インターネットサービスの世界は特に、その利用者の数が覇権を決する側面をもっています。もう一度人の数の多さがパワーを持つ、そんなメディアだと思います。
中国のポータルサイトや検索エンジンは既に日本では考えられないくらいの規模のメディアに育っている場合も多く、しかもそれがインターネット浸透率3割という現状を鑑みるに、今後の発展余地は果てしなく大きい。
その事実は、世界のインターネット企業の時価総額ランキング10位中、3つが中国企業である理由を我々にわかりやすく教えてくれると思います。

インターネットは物理的な制約を超越するテクノロジーである一方、どこで起業して何語でサービスを展開するかということが、数の論理を考えると実は発展のための大きな要素になり得る産業。

中国のGDPの記事を見て、ついそのようなことを思い返した次第です。
しかし日本、日本発の企業、頑張りたいですね。スマイル














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最終更新日  2011年01月24日 21時15分02秒


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