カテゴリ:漢詩 日記
じょや さく こうせき
除夜の作 高適 作 りょかん かんとう ひとり ねむ かくしん なにごと うたた せいぜん 旅館の寒燈 独り眠らず。 客心 何事ぞ転 悽然。 こきょう こんや せんり おも そうびん みょうちょう また いちねん 故郷 今夜千里を思う。 霜鬢 明朝 復 一年。 詩文説明
(イラストは高適) 左は高適は遠くを見つめ、故郷を偲び、愁いに沈んでりところ(漓江と合成画) 寒々しい旅籠の灯の下で、じっと愁いに沈む作者の姿が思い浮かばれます。一つ年をとり、鬢の白毛が増える、というのは、正月が来て齢をとる「中国は数え年。日本では昭和25年から満年齢となったようです」。一夜明ければまた一つ年を取ると思えば、憂いも迫って来る。
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最終更新日
2008年12月23日 19時48分40秒
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