2020/09/05(土)23:53
イガグリガニ
漢字で書くと「毬栗蟹」。
説明するまでもなく、全身を覆う棘が毬栗のように見えるためこの名が付きました。
甲幅16cm前後の中型のカニで、全体にボール型で丸く、前述したように甲羅、脚ともに強い棘に被われています。
東京湾から九州西岸にかけて及びニュージーランドの水深300~600mの泥底に生息しています。
本種は「カニ」と呼ばれていますが、タラバガニ科の甲殻類であり、広い意味でのヤドカリの仲間といえます。
なお、食用にできなくはないのですが、漁獲量が少ないため漁師による自己消費がほとんどです。
イガグリガニ Paralomis hystrix 十脚目(エビ目)タラバガニ科 2020年8月1日 神奈川県横浜市金沢区八景島 横浜・八景島シーパラダイス